スーパー耐久シリーズ2017第3戦 鈴鹿 決勝レポート

June 11, 2017

Y‘S distraction GTNET GT-Rが、ENDLESS ADVAN GT-Rの猛攻かわして今季初優勝!

スーパー耐久シリーズ第3戦「SUZUKA“S耐”サバイバル」が鈴鹿サーキットを舞台に、決勝レースが6月11日(日)に行われた。ポールポジションは#8 ARN Ferrari 488 GT3の永井宏明/佐々木孝太組が3戦連続で獲得。しかし、決勝ではスタートでトップに立った、#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの植松忠雄/星野一樹/藤波清斗組が逃げ切りを果たし、今季初優勝を飾ることとなった。

予選2番手から、スタートでトップに立ったのはY‘s distraction GTNET GT-Rの藤波!

 予選が行われた土曜日は初夏を思わせるほどの好天に恵まれたものの、この時期としては温度が若干高め。しかし、日曜日の午前中はサーキット上空を雲が覆って、走行には程よいコンディションとなっていた。今回は全クラス混走の4時間レースということもあって、早朝にはフリー走行が行われ、ここでトップに立っていたのは植松忠雄/星野一樹/藤波清斗組の#99 Y’s distraction GTNET GT-R。最後の最後に2分2秒903をマークして、YUKE TANIGUCHI/山内英輝/元嶋佑弥組の#3 ENDLESS ADVAN GT-Rを逆転していた。

 そのフリー走行が行われたこともあり、今回はスタート進行の開始と同時に行われるウォームアップは実施されず。ピットからそのままセカンドチャンス100をクリアした8台を含む、50台がグリッドに並ぶはずだった。が、その中には涙を飲んでいたはずの、モーリス・チェン/吉本大樹/坂本祐也組の#89 HubAuto Ferrari 488 GT3の姿が。セカンドチャンス100に挑んだST-5クラスの車両が2台リタイアしてしまったため、按分比例によって復活のチャンスが生じたのだ。逆に、そのセカンドチャンス100で優勝の佐藤敦/山下亮生/久保宣夫組の#112 SATO-SS SLS AMG GT3 Rn-sは、フリー走行でミッショントラブルを抱え、ピットスタートを強いられていた。

 3戦連続でポールポジションを奪った、永井宏明/佐々木孝太組の#8 ARN Ferrari 488 GT3は三度目の正直で、今度こそ1コーナーへのホールショットを決められるのか。スタート担当は佐々木。だが、それを阻止したのが、#99 Y’s distaraction GTNET GT-Rの藤波だった。ライバルのほとんどがプラチナドライバーをスターティングドライバーとし、スタートから第1スティントに勝負を賭けていたものの、ウエイトハンディに苦しんでいない強みも生かして、藤波はトップに浮上。そして、佐々木の背後には予選4番手からひとつ順位を上げた、#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの藤井誠暢が続いていた。

 スタートからしばらくは、藤波と佐々木による激しいトップ争いが繰り広げられたが、バックマーカーが現れるようになると、リードを広げていったのが藤波。逆に佐々木は藤井に近づかれ、10周目には逆転を許してしまう。そして、その頃には藤波は、ほぼ10秒のリードを確保していた。だが、せっかくのリードが20周目には水の泡に。最終コーナーでタイヤを脱落させた車両があり、回収のためセーフティカーが入ってしまったからだ。

 そこで、#99 Y’s distraction GTNET GT-Rはすかさず藤波をピットに呼び戻し、植松にスイッチ。3番手を走行していた#8 ARN Ferrari 488 GT3も永井に、そして4番手を走行していた#3 ENDLESS ADVAN GT-Rも山内からTANIGUCHIにスイッチすることに。一方、コースにステイしてトップに立ったのは、#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの藤井。23周目にバトル再開となるが、2番手に上がっていた#777 D’station Porscheの荒聖治との間にはクラス違いの車両を挟んでいたこともあり、藤井はリスタートの一瞬だけで8秒以上のリードを築くことに成功する。一方、植松は4番手、その背後に永井、TANIGUCHIが続いていた。

 #1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rは、35周目に藤井から内田にバトンタッチ。その藤井同様、SCランでステイしていた2台の車両がピットに入ると、40周目からトップに立ったのは#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの植松だった。#8 ARN Ferrari 488 GT3の永井がしきりにプレッシャーをかけるも、植松は少しも屈せず。むしろ無用の勝負を避けて、#99 Y’s distraction GTNET GT-Rは、42周目に星野へのチェンジを敢行する。その間に永井は待望のトップに浮上。だが、同時に2番手に浮上した内田との差は40秒ほどで、絶対的なマージンとはなっておらず。やがて#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rがトップに躍り出る可能性も、十分にあるはずだった。実際、55周目に永井から佐々木に再び交代した直後には、内田がトップに立っていた。

 しかし、その直後に内田は130Rでバックマーカーと接触! 右リヤの足回りにダメージを負って、すぐにピットに戻ってくるも、修復に30分以上を要して万事休す、これで開幕3連勝の希望は完全に絶たれてしまう。代わってトップに立ったのは#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの星野で、2番手は#3 ENDLESS ADVAN GT-Rの元嶋。が、星野は元嶋を徐々に引き離していった。次なるターニングポイントは78周目に訪れる。トップ3の車両、すなわち#99 Y’s distraction GTNET GT-Rと#3 ENDLESS ADVAN GT-R、そして#8 ARN Ferrari 488 GT3が同時にピットイン。ここで元嶋をそのままコースに送り戻した#3 ENDLESS ADVAN GT-Rがトップに立ち、#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの藤波とポジションを入れ替えたのだ。

 だが、藤波も負けてはいなかった。少しも遅れをとることなく元嶋に続き、81周目のS字でバックマーカーを巧みに使ってトップ奪還に成功! しばらくはテール・トゥ・ノーズでの戦いが続いていたものの、徐々に藤波が振り切る格好となり、最後は10秒差で#99 Y’s distraction GTNET GT-Rが今季初優勝を飾ることとなった。3位は#8 ARN Ferrari 488 GT3が獲得し、2戦連続で表彰台に立つも、三度目の正直実現とはならなかった。なお、96周目までは#89 HubAuto Ferrari 488 GT3が4番手につけていたものの駆動系トラブルに見舞われ、土壇場で#777 D’station Porscheがその座を奪い去ることとなった。

 ST-Xクラス勢に続いてゴールしたのは、ST-1クラスの#31 Nissoku Porsche 911 GT3 Cupを駆る、小川勝人/影山正美/富田竜一郎組だった。序盤には影山がST-Xクラス勢の一台をかわすほどのスピードを見せ、その後も3人のドライバーがノーミス、ノートラブルで凌いだことで総合5位という結果まで得ることになった。

 

ST-3クラスでDENSO Le Beausset RC350が今季初優勝を飾る!

 総合6位は、ST-3クラスの#62 DENSO Le Beausset RC350を駆る、嵯峨宏紀/中山雄一/山下健太組が獲得、今季初、そして富士以外での初めての勝利を挙げていた。まずはクラストップから山下がレースを開始するも、オープニングラップのうちに#39 ADVICS TRACY RC350の前嶋秀司の先行を許す。が、山下は3周目に再逆転。そのまま逃げたいところだったが、今度は3番手スタートだった#38 muta Racing TWS IS350の阪口良平の猛追を食らうこととなり、6周目にはトップを明け渡してしまう。しかし、大きく遅れをとることなく山下は阪口に続き、ともにSCラン中にもコース上にステイ。34周目には同時にピットに入って、それぞれ堀田誠と中山雄一にステアリングを託すことに。ピットでの逆転はかなわなかったものの、中山も堀田に遅れを取ることなく続き、そればかりか42周目には、ついに逆転に成功!

 その後、中山は少しずつ差を広げていき、68周目には嵯峨にバトンタッチ。次の周には#38 muta Racing TWS IS350に再び阪口が乗り込むも、その時には#62 DENSO Le Beausset RC350との差は20秒以上に広がっていた。そればかりか、阪口には#68 埼玉トヨペットGreenBraveマークXの脇阪薫一が急接近。激しい2番手争いを繰り広げることに。脇阪は86周目の1コーナーで前に出て、いったんは阪口の逆転を許すも、すぐに抜き返して最後まで封じ込めることに成功。一方、その激しいバトルを尻目に、嵯峨は難なく逃げ切ることとなった。#68埼玉トヨペットGreenBraveマークXの2位は、ST-3クラスに参戦してからの最上位でもある。

 ST-TCRクラスでは、予選トップだった田ヶ原章蔵/白坂卓也/竹田直人組の#45 LIQUI MOLY RS3 LMSが、レース序盤こそ初参戦の#10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCRの密山祥吾の先行を許していたが、最初のピットストップでトップに返り咲くと、もはやライバルを寄せつけないようになっていた。そのまま逃げ切るものと思われたものの、なんとラスト18分で予定外のピットストップを強いられることに!「計算上では十分ガソリンが残っているはずなのに、警告ランプが点いてしまって。そのまま走り続けることも考えたんですが、このレースでは止まってしまったら何も残らないので、やむなく……」と田ヶ原。

 これでトップに躍り出たのが、黒澤琢弥/石川京侍/加藤寛規組の#98 Modulo CIVIC TCRだった。序盤のSCランが終わった直後に、石川がリスタート違反を犯してしまい、ドライビングスルーペナルティを受けていたこともあり、もはや優勝はあるまいと思っていた矢先の大どんでん返しとなっていた。#45 LIQUI MOLY RS3 LMSはなんとか2位に踏み留まり、シビック勢の3戦連続1-2フィニッシュだけは阻止。一方、土屋圭市/幸内秀憲/道上龍のレジェンドドライバートリオで挑んだ#97 Modulo CIVIC TCRは、4位でのフィニッシュとなった。

 ST-2クラスでは、やはり予選トップだった冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組の#6 新菱オート☆DIXCEL EVO Xが序盤のレースをリードするも、「ほんの少しだけ、歯車が噛み合わなかった」と冨桝。SCランでのステイが結果的には功を奏し、大澤学/後藤比東至組の#59 DAMD MOTUL ED WRX STIがトップに浮上。終盤にはリヤタイヤが音を上げ、再び#6 新菱オート☆DIXCEL EVO Xに接近されるも、辛くも逃げ切り遂げて2連勝を飾ることとなった。

 

決勝でも強かったTOM’S SPIRIT 86と村上モータースロードスター、ともに連勝飾る!

 ST-4クラスは、#86 TOM’S SPIRIT 86の松井孝允がトップからレースを開始するも、まもなく襲いかかってきたのが、宿敵#93 SKR ENGINEERING ings S2000の佐々木雅弘だった。2周目には早々とトップを奪い去り、その後も逃げ続けていたものの、SCランですべてが水の泡に……。逆にウエイトハンディが重くのしかかっていた松井は、混戦の中では思うようなペースでは走れず、いったんは6番手まで退く羽目となる。

 だが、SCランと合わせて坪井と交代、これで遅れを取り戻すとともに、単独での走行でペースアップ。やがて#86 TOM’S SPIRIT 86がトップに返り咲き、ラストスティントの蒲生が後続を振り切ることに成功する。2位は太田侑弥と佐々木がドライブする#93 SKR ENGINEERING ings S2000、そして3位は小河諒/高橋翼/花里祐弥組の#13 ENDLESS ADVAN 86で、順位こそ異なれど、3戦連続で表彰台はこの3チームによって独占され続けた。

 ST-5クラスでも、予選トップだった村上博幸/脇谷猛/加藤正将組の#88 村上モータースMAZDAロードスターNDは、序盤にはトップを守り抜けず。村上はオープニングラップのうちに、#700 J’S RACINGホンダカーズ浜松北ダークみきゃんFITのヒロボンを前に出していた。その後もFIT勢の猛攻を受け続けるも、あえてSCランで先陣を切って、ピットに入ったことが福音をもたらすことに。これで燃費にも余裕を持ったことで、またしても#88 村上モータースMAZDAロードスターNDは終盤に大差をつけることに成功。得意のSUGOに続く、連勝を飾ることとなった。2位は芝谷純三/ススムナカムラ/伊藤俊哉組の#4 THE BRIDE FITが獲得した。

 

 

グループ1総合優勝(ST-Xクラス優勝)

#99 Y’s distraction GTNET GT-R

植松忠雄
「今年、ドライバーとして選んでもらったのに、ここまで全然クルマ乗りこなせなくて……。まだ完全には乗りこなせてはいないんですが、この鈴鹿の前に練習したんですよ、フォーミュラで。それが実ったというか、まだまだなんですけど、尾本監督やスポンサーの皆さんに、いい形で結果をプレゼントできました。自分のスティントは、とにかく抜かれないことを目標に。1時間粘り続けて相手の方には申し訳なかったんですが、それもレースなので。自分のスティントはしっかり仕事できました。これからもっと安定して走れるように頑張りたいと思います」

星野一樹
「何事も起こらず、本当に良かったです。去年はトップ走っていて最後にリタイアしているんで、本当に! 鈴鹿は14年、15年と勝っているし、すごくGTNETとしても個人的にも調子がいいんで、絶対にここは勝ちたいと思っていたので、本当に良かったです。今回は清斗もすごかった。スタートから離してくれたし、最後はピットで前に出られたけど、抜き返してくれたので、素晴らしい走りだったと思います。今年はトラブルが出まくっていたのが、ようやく(笑)。ここでチームが本当に頑張ってくれたので、ここから巻き返していきたいと思います」

藤波清斗
「今回は頑張りました。でも、あのぐらい常にできないとダメなんで、まだまだ……。ちょっと守っちゃった部分もありましたし、決勝中は。もっとペース上げられたのに。でも、やっぱり無難に、本当にサバイバルだったし、全クラス混走でもあったので、ちょっと確実に行きました。とはいえ、本当に良かったです。去年、ここでは最後に悔しい思いをしたし、今回こうやって結果につなげられて良かったです。クルマもすごく良かったので、今回は。チームの皆さんが徹夜までして仕上げてくれたからだと思います。本当に良かった、ありがたいです!」

 

ST-TCRクラス優勝

#98 Modulo CIVIC TCR

黒澤琢弥
「結果オーライです……。いろいろこっちもあったんですが、まわりもいろいろあったので助かりました。今はみんなに感謝しています、ありがとうございました」

石川京侍
「ちょっと僕のミスで、ドライビングスルーになっちゃって残念だったんですが、こういう形で、なんとか勝てたので、次回はしっかり走ってミスしないようにやりたいと思います。鈴鹿で勝てたのは嬉しいですね、ホンダの地元なので」

加藤寛規
「正直、今回はウエイトもけっこうきつくて、厳しいかなと思ったんですが、レースラップとか、ピット作業とかでうまく逆転できて、チームの総合力で今回勝てたんで、本当に良かったです。これで2勝目、すごく嬉しいですね! この先はウエイトもまた増えて、もっと厳しくなるかもしれませんが、みんなで頑張ってレースを、いい流れをこのまま続けていけるよう、頑張ります!」

 

ST-1クラス優勝

#31 Nissoku Porsche 991 GT3 Cup

小川勝人
「皆さんにお世話になりっぱなしでしたが、楽しく走れました。2スティント行かせてもらって、ずいぶん勉強させてもらいました。やっと鈴鹿を少し、走れるようになったかな、という感じです。今回が鈴鹿での初レースでしたもので。得るものはいっぱいありましたので、次回のレースにも活かしたいと思います」

影山正美
「小川さんが今週の木曜日から初めて鈴鹿をレーシングカーで走ったんですが、木、金、土と進化具合が半端なくて。びっくりしています。本当に速く走ってもらえたし、小川さんも楽しかったって言ってもらえたので、最高の週末でした。僕もGT3のウラカンとも楽しいバトルができて(笑)。手抜きはできないんでね、ちょっと楽しませてもらいました。」

富田竜一郎
「僕のスティントは、トラブルとかクラッシュが多かったので、そういうのに当たらず、うまく運ぶことだけを考えて。チームの方から燃費を抑えてくれと言われていたので、燃費を抑えながらタイムをどこまで伸ばせていけるか、自分なりのチャレンジにもなったので、すごく勉強になったレースです。今回のレースは3人とも『すごく楽しかったね』という感想が出たので良かったです。総合も5位で、チームとしてもノートラブルで、ドライバーもミスなくできたので良かったです。ただ、新しく課題も見つかったので、次に向けてみんなで取り組んで、次もまたいいレースができたらな、と思っています」

 

ST-2クラス優勝

#59 DAMD MOTUL ED WRX STI

大澤学
「今回は本当にギリギリで、全然良くなくて……。特に最後なんか、リヤタイヤがまったくなくなって、ペース上げられない状況で、もうギリギリでした。だから、そういう状況で勝てたのが、本当に嬉しかったですね。次のオートポリスは、ウエイトが50kgになっちゃうので、また厳しいでしょうから、完走目指して頑張ります」

後藤比東至
「今までの勝ちの中で、いちばん嬉しいです。本当にギリギリだったので。今まで勝てる時は余裕の展開か、他のトラブルとかで……という感じだったんですが、今回は本当にガチで、ギリギリだったので、涙が出ました。いつもは喜びを作っているんですが、今回は素で(笑)。涙が出ました!」

 

ST-3クラス優勝

#62 DENSO Le Beausset RC350

嵯峨宏紀
「後ろでやり合ってくれたので、僕はあんまり疲れずに済みました。ただ、うちもタイヤが厳しくて、仮にあの争いの中に加わっていたら、全然勝負できていないんだろうな、という感じではありました。予選から怪しい臭いはしていましたけど、それが起きてしまったと。今後に向けて、タイヤの良い使い方をしていかないと、富士なんかは厳しいだろうな、という気もするので、今後の課題ですね。とりあえずは良かったです」

中山雄一
「予選からクルマは調子良くて、最後までドライバーもチームもミスなく、それに結果もついてきて、良かったと思います。次のオートポリスでも、できるだけ多くのポイントを獲って帰れるようにしたいですね。でも、鈴鹿も高速コーナーの多いコースで去年は苦しい戦いになりましたが、今日はいいタイムも出せたので良かった。次もやれると思います!」

山下健太
「やっぱりスタートは初めてで、初心者なので(笑)。一台には抜かれてしまって、ダサかったです。38号車がえらい勢いで近づいてきて、すぐ抜かれちゃうかな、と思ったんですが、頑張って。2〜3周したら抜かれちゃったんですが、離されないようにしていれば、勝てる雰囲気はあったので、他のクラスとかの兼ね合いも使って、そのまま離れないで同じタイミングでピットに入れたし、勝てて良かったです」

 

ST-4クラス優勝

#86 TOM’S SPIRIT 86

松井孝允
「連勝できて本当に嬉しく思っているんですけど、今日はチームメイトの蒲生選手と坪井選手、チームに感謝しています。序盤、僕は順位を下げてしまったので、それをふたりとチームが巻き返してくれましたから。僕のいた場所も悪かったというのもあるし、そういうのでどんどん落ちていってしまったので。でも、大きく離されずに済んだのが、勝因のひとつにはなったかもしれませんね」

蒲生尚弥
「松井選手は、順位を下げてしまったと悔やんでいましたけど、けっこうウエイトハンディが効いていて。僕と坪井選手は単独で走れたので、自分たちのペースで走れましたけど、最初やっぱり、混戦の中ではきつかったみたいです。その後は坪井選手が差を詰めて、抜いてくれたし、チームもピット作業がすごく早くて、今回もノーミスでレースできました。次はさすがにさらに重くなって厳しいかもしれませんが、着実にポイントを獲っていきたいと思います」

坪井翔
「S耐は勝率100%なんですけど、ポッと出で勝てるぐらい、それだけチームもクルマも、すべてがいい状況で入れたので、そういった意味では僕はすごく恵まれていると思います」

 

ST-5クラス優勝

#88 村上モータースMAZDAロードスターND

村上博幸
「SCがラッキーなタイミングで入って、僕らだけ(ピットに)入れて。すごくマージンを築けまして、あとは燃費と相談しながら逃げ切ることができて、全員が完璧な仕事をしました。去年は1勝、今年は2勝、すごく大きいですね。念願の鈴鹿での表彰台ですし、残りも一戦、一戦大事に。とにかく完走すれば、結果はついてくると思うので、しっかり走っていきます」

脇谷猛
「ちょっと信じられないな、というところもあるんですが、昨日のフリー走行から加藤さんにアドバイスいただいて、自分らが分からなかったところをひとつひとつ消していけたので、それが決勝に、活きたんだと思います。ふたりが頑張ってくれたので、おかげさまで(笑)」

加藤正将
「意外と楽勝に見えて、ガソリンもカツカツだったし、もう最後の方はハラハラな感じで走っていました。ただ、本当に村上さんも言ったとおり、全員が冷静な判断をして、本当にチーム力あっての勝利だと思います。この勝利に関わらせていただいて、本当にありがたく思います」

(はた☆なおゆき)

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