《決勝レポート》ピレリスーパー耐久シリーズ2018 第5戦 もてぎスーパー耐久 5Hours Race

September 24, 2018

ピレリスーパー耐久シリーズ2018 第5戦 もてぎスーパー耐久 5Hours Race決勝レポート
最終戦を待たずに、3クラスで新たにチャンピオンが決定!

ピレリ スーパー耐久シリーズ第5戦の決勝レースが、9月23日にツインリンクもてぎで行われ、総合優勝は#3 ENDLESS GT-Rの田島剛/山内英輝/銘苅翼組が獲得。
今季初めて表彰台の頂点に上がることとなった。

そしてST-Xクラスのチャンピオンは、3位でゴールした#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組が最終戦を待たず、掌中に収めていた。
また、ST-TCRクラスで2位の#97 Modulo CIVIC TCRの植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志組も、そしてST-4クラスで5勝目を挙げた#86 TOM’S SPIRIT 86の松井孝允/坪井翔/中山雄一組も最終戦を待たずにチャンピオンを獲得している。

 

 

 

 

ENDLESS GT-Rが土壇場の大逆転で、今季初優勝を飾る

スタート直前のツインリンクもてぎは、上空に灰色の雲を浮かべ、ひょっとしたら…とさえ思わせたが、結論から言えば最後までドライコンディションは保たれた。
ポールポジションを獲得した、#24スリーボンド日産自動車大学校GT-Rのスタート担当は藤井誠暢。
グリーンシグナルの点灯と同時に鋭いダッシュを決め、オープニングラップのうちに後続を引き離していったのと対照的に、2番手争いはいきなり激しく、まず1コーナーでひとつ順位を上げたのは#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの藤波清斗で、その先行を許した#81 J-Fly Racing R8の川端伸太朗は最終コーナーでスピンを喫し、4番手に後退。
代わって#3 ENDLESS GT-Rの銘苅翼が3番手に浮上する。

第1スティントはトップ4に順位変動はなく、42周目に3台のGT-Rは同時にピットに入ったこともあって、バトンを託された平峰一貴、浜野彰彦、山内英輝の順位もそのまま。
藤井が築いたマージンを、さらに広げた平峰ではあったが、59周目に突然#24スリーボンド日産自動車大学校GT-Rはピットに戻ってくる。
シフト系のトラブルに見舞われて約20分をロス。
これで優勝の可能性は、一瞬にして失われてしまう。
これでトップに躍り出たのが#3 ENDLESS GT-Rの山内で、それまで#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの浜野に対する差を、そのまま広げていく。
間隔はどうであれ、GT-R同士の一騎討ちになるものと思われたが、この争いに割って入ったのが、#83Phoenix Racing Asia R8だった。
特に初めて起用された、アウディのワークスドライバー、マティウス・ベッシの速さは際立ち、早めの交代を行なっていたのが功を奏して2番手をキープ。
そればかりか田島剛に代わったばかりの#3 ENDLESS GT-Rを、93周目の90度コーナーでパスしてトップに躍り出た。
100周目にメルビン・モーに代わると、4番手にいったんは順位を落とした#83 Phoenix Racing Asia R8だったが、112周目に#99 Y’s distraction GTNET GT-Rがピットに入ると、再びモーはトップに立つ。
今回のピットストップ義務は3回ながら、あえて4回にしてでもハイペースの周回を選んでいた、#83 Phoenix Racing Asia R8は残り43分間となる、128周目にベッシを再投入。
5秒差で、#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの藤波の前に出ることに成功する。
チャンピオン獲得は目の前だったこともあり、あえて藤波はベッシを追いかけず、近づいてきた#3 ENDLESS GT-Rの銘苅の先行も139周目には許すことに。
そのままベッシは逃げ続け、#83 Phoenix Racing Asia R8の初優勝が見えてきた矢先の142周目、なんと10秒ストップを命じる黒旗が提示される。
黄旗2本提示区間での追い越しに対するペナルティだった。
これにより銘苅が145周目からトップに返り咲き、150周の走破を果たした#3 ENDLESS GT-Rは今季初優勝。
残り4周で#83 Phoenix Racing Asia R8のベッシは、藤波をかわして2位でフィニッシュした。
そして3位を得た#99 Y’s distraction GTNET GT-Rと星野は、2014年以来の王座返り咲きを果たし、浜野と藤波は初のタイトル獲得となった。

 

1台だけの戦いとなったST-1クラスとST-Zクラスは、それぞれ完走を果たす

ST-Xクラス勢は6台が揃って完走を果たし、これに続く総合7位はST-1クラスで孤軍奮闘となった、#31 Porsche 991GT3CupのT.Stark/影山正美/上村優太組がトラブルフリーで獲得。
影山をコーチとすることでは変わらずも、ジェントルマンドライバーを改めた新体制の門出を飾ることとなった。

 

また、同じく孤軍奮闘で2戦目の成立となったST-Zクラスは、#51 DIAMANGO Caymanの石原将光/坂本祐也/池田大佑組がグループ1最後列からのスタートだったにも関わらず、一時は総合のトップ10にも加わる勢いを見せたが、26周目のピットストップの後、電気系トラブルに見舞われて約1時間をロス。
その後は快調に周回を重ね、総合41位ながら完走を果たしている。

 

優勝をFLORAL CIVIC TCRが飾り、王座はModulo CIVIC TCRが獲得したST-TCRクラス

ST-TCRクラスはポールポジションからスタートした、#65 L&JR Mars Audi RS3 LMSが序盤から快走。
まず今村大輔から石澤浩紀へのリレーも完璧に、義務づけられたピットのうち、2回目から3回目は1周だけで今村から加藤正将に代わって、なおかつタイヤ無交換という荒技でトップを守ろうとしたものの、残念ながらブレーキが音を上げて万事休す。

代わってトップに立ったのは、2番手スタートの#98 Modulo CIVIC TCRを駆る、飯田太陽/加藤寛規/石川京侍組だった。
そして、これに続いたのは#97 Modulo CIVIC TCRの植松忠雄/中野信治/大津弘樹/小林崇志組。
ウェイトハンディに苦しんでいたのと、タイトルに王手がかかっていたこともあり、あえて無理せず周回を重ね、それぞれポジションを最後まで保ってフィニッシュ。
その結果、#97 Modulo CIVIC TCRが悲願のチャンピオンを獲得した。
#98 FLORAL CIVIC TCRは、前回のオートポリスに続く2連勝となった。

 

ラスト10分間の大逆転。地元のDENSO Le Beausset RC350が今季初優勝!

ST-3クラスでは予選トップだった、#62 DENSO Le Beausset RC350の山下健太がスタートから逃げようとするも、食らいついて離れなかったのが#38 Muta racing ADVICS RC350 TWSの阪口良平だった。
今回が初戦のマシンを駆りながら、以前のクルマと変わらぬ速さを見せた阪口は、15周目に逆転する。
だが、山下も負けずに追いかけて、23周目に再逆転を果たす。

#62 DENSO Le Beausset RC350は、39周目に嵯峨宏紀に、75周目に宮田莉朋に代わった後もレースを支配し、最後のピットストップとなった99周目には、タイヤ無交換で山下をコースに送り出し、さらにマージンを広げるはずだった。
だが、エンジンの再始動に手間取り、その間に#38 Muta racing ADVICS RC350 TWSの先行を許すことに。
堀田誠に最終スティントを託した112周目には、30秒以上の差があり、残り1時間ということを考えれば、逃げ切りなるかと思われたのだが…。
しかし、山下は次第に差を詰めていき、125周目には10秒を切るまでに。そして、132周目には5コーナーで堀田のインを、山下が刺してトップを再奪還! 
この時、ゴールまであと10分間、まさに土壇場の大逆転を果たし、#62 DENSO Le Beausset RC350が今季初優勝を、チームの本拠を近くに置くコースで飾ることとなった。
3位は#68 埼玉トヨペットGreen Brave GR SPORTマークXの服部尚貴/脇阪薫一/平沼貴之組が獲得し、タイトル争いは最後まで持ち越されるとともに、より一層激戦を極めることに。

 

ST-2クラスはDAMD MOTUL ED WRX STIがラッキーな勝利を飾る

今回のST-2クラスは予選だけでなく、決勝でも#6新菱オート☆DIXCELエボXの冨桝朋広/菊地靖/大橋正澄組がスピードで他を圧していた。
#59 DAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組さえ、まったく歯が立たず。中盤までに40秒以上離されていた。
だが、#6新菱オート☆DIXCELエボXは92周目のV字コーナーで追突を食らい、フロントのアンダースポイラーやオイルクーラーを傷めてしまう。
なんとか修復なって、3番手でレース復帰は許されたものの、#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは遥か彼方…。
なんとか逃げ切り果たして、今季4勝目をマーク。
最終戦をより有利に戦えることとなった。

 

勝ってST-4クラスの2連覇を決めたTOM’S SPIRIT 86

予選でST-4クラスのトップだった、#58ウインマックステインワコーズDC5☆KRPの小林康一/塩谷烈州/伊藤裕士組は決勝でも速さを見せたが、強さで相対したのが、もちろん#86 TOM’S SPIRIT 86の松井孝允/坪井翔/中山雄一組だった。
ロングスティントや、タイヤ交換は1回だけとするなど、作戦の駆使でやがてトップに躍り出る。

それでも2番手はキープし続けていた、#58ウインマックステインワコーズDC5☆KRPながら、ゴールまであと15周というところで、エンジンがまたしても悲鳴を上げて無念のリタイアを喫することに…。
難なく逃げ切った、#86TOM’S SPIRIT 86が今季4勝目をマークして2連覇を達成した。
常勝TOM’S SPIRIT 86がもてぎで勝つのはこれが初めて。
昨年はS2000が優勝し、2016年にENDLESS 86が一度勝っている以外は、ずっとホンダ車の聖地として優勝をS2000やインテグラが制し続けていたからだ。
2位は#13ENDLESS 86の小河諒/高橋翼/花里祐弥/呉良亮組が獲得し、第2戦以来の表彰台に上がることとなった。

 

ST-5クラスはTHE BRIDE FITが悲願の初優勝!

ST-5クラスでランキングのトップを僅差で争うロードスター勢は、ウェイトハンディの厳しさもさることながら、#88村上モータースMAZDAロードスターはブレーキの、#2 TEAM221ロードスターはエンジンの不調に苦しみ、決勝レースでも解消されず。
今回はともに表彰台に立つことを許されなかった。

代わって主役の座を射止めたのは、予選でもトップだった#4 THE BRIDE FITの見並秀文/太田侑弥/相原誠司郎組。
スタートから太田が逃げ続け、後を受けた見並や相原もハイペースでの周回を重ねていく。
義務づけられたピットストップを3回に留めず、5回も行う積極策が功を奏し、全車を周回遅れとする圧勝に。
これが嬉しい初優勝となった。

2位は#37 DXLワコーズNOPROデミオSKY-Dの関豊/井尻薫/大谷飛雄組が獲得、こちらはきっちり3回のピットストップで済ませ、ロスを最小限にしていたことが何よりもの決め手となった。

 

総合優勝(ST-Xクラス優勝)ENDLESS GT-R

<田島剛>
奇跡的に勝てました!
S耐は初めてではなく、2015年ぐらいに。
でも、しばらく空いていましたし、そういう意味ではだいぶ久しぶりでした。
その頃とはクルマも違うし、メンバーも違うし、チームも違うので、気を引き締めて挑もうと思っていたら、いい雰囲気の中でレースができました。
いろいろ得るものがあったし、楽しかったです。

<山内英輝>
アウディがいろいろ暴れてくれたおかげで、運もあって勝てましたし、何より今回、銘苅がいい仕事をしてくれて、オートポリスでは悔しい結果が彼にはあって、そこからここに来るまで彼なりにしっかり勉強してきたことが活かされて、最後99(Y’s distraction GTNET GT-R)も抜いてきて、アウディ(Phoenix Racing Asia R8)はペナルティで下がりましたけど、彼の努力もあったから、こういう運も呼び寄せられたと思うし、すごく見ていて気持ちよかったです。
今季初優勝、なんか不思議な気持ちです。
監督の峰尾(恭輔)さんがいろいろ頑張ってくれて、いろんなことをカバーしてくれたおかげで勝てたので、感謝しています。

<銘苅翼>
タイヤとブレーキのマネージメントを、僕が担当したスタートのスティントからやっていて、その後は山内選手、田島選手と続いて、ふたりともタイヤとブレーキをセーブしてくれました。
それで最後はブレーキパッドとローターの様子を見て、行けそうだからとプッシュできたので、最後ペースを上げられて99号車をパスできましたし、ちょっとアウディの83号車が速過ぎたので、そこはラッキーだったんですけど、諦めずに最後まで走ったことが優勝につながりました。
今日はいろいろ勉強させられるレースでもあり、これがレースなんだな、というのを再確認したようなレースでした。

 

ST-Xクラス2位 シリーズチャンピオン Y’s distraction GTNET GT-R

<浜野彰彦>
本当に嬉しいです!
今年からだったので、本当に恵まれて。
チームがいいクルマを作ってくれて、一樹さんや清斗がいろいろ教えてくれて、本当にいい環境で楽しく学ばせてもらったし、それが結果に結びついて、なおさら最高に嬉しいです。
よく『持っているね』って言われるんですが、そりゃそうですよね?
初めて乗ったGT3に1年目からちゃんと、しかも24時間も勝てたし。
一発の速さはそれほどでもないですが、決勝での強さはチーム力なんだと思います。
やってきたことが実って良かったです。

<星野一樹>
なんとかチャンピオンが獲れました!
2014年に勢いでチャンピオンが獲れて、そこから本当に苦しいシーズンが続いて、どん底を味わいながら、速さはあったりしながらも、なるべくしてなった結果というか、ミスもあったし、トラブルも多くて。
でも、尾本(直史)さんがまた勝ちたいということで、『チームをゼロからもう1回やりたいんだ、一樹とやりたいんだ』って言ってくれて、そこから言いたいこと、全部言ってきたし、嫌われ役もやってきたし。
もう1回ゼロからやってきたことが、こうやって14年の、勢いだけのチャンピオンじゃなくて、1回どん底まで行ってからのチャンピオンだから、本当にチーム全体、本当に嬉しいと思うしね、みんな。
今年は本当にすべて形になったんですよね、24時間も勝って、清斗が成長して、チームがピットも全部ノーミスで送り出してくれて、浜野さんは初年度だったけど最初から速くて、一戦ごとに力をさらにつけてきたことで、なるべくしてなったチャンピオンで、ひとりひとり、みんなの力をすべて合わせてやれば、こういう結果が出るんだっていうのを証明できたから、本当に嬉しいです。

<藤波清斗>
人生初めてです、チャンピオンは。
勝って決めたかったけど、重たかったり、厳しかったりした部分はありましたから、それは仕方ないですね。
守った部分もありましたね、最後は完全に。行かせたくない気持ちもありましたが、チャンピオン取るためには。
もうちょっと(表彰式で)らしいことしてくれれば、と思いましたね、あれはないわ。
ちょっとムカつく(笑)。
でも、チームで獲ったチャンピオンなので、すごく嬉しいですね、やっとなので。
でも切り替えて、これからも頑張ります!

 

ST-TCRクラス優勝 FLORAL CIVIC TCR

<飯田太陽>
クルマだけじゃなく、僕の体重も重たかったから、けっこうきつかったですけど、特にブレーキを使い過ぎました。
後半ちょっと厳しかったと思いますが、さすがプロ! ちゃんとまとめてくれましたから、この結果がついて来たと思います。
もう1回、岡山で決めて最後3連勝で終わりたいですね。

<加藤寛規>
前半、石川選手と飯田選手がいい走りをしてくれて、マージンを作ってくれたので、僕は逆にブレーキとかいろいろセーブしろ、って指示が出て、汗もかかないようなクルージングで済みました。
でも、シリーズ前半ちょっとトラブルとかあって、チャンピオンは決まりましたが、でもチーム全体としてはまとまっていて、僕らのクルマもすごくいいパフォーマンスを見せているので、この流れで最後の岡山も勝って締めたいと思います。

<石川京侍>
チームを優勝に導くことができたので、いい仕事ができたと思います。
このところ流れは、なんだかんだすごくいい感じできているので、これを潰さないように、次の岡山も乗るので、ちゃんと3連勝できるよう頑張ります。

 

ST-TCRクラス2位 シリーズチャンピオン Modulo CIVIC TCR

<植松忠雄>
勝てなかったのは悔しいですが、チャンピオンを決められて本当に良かったです。
僕ら、燃費が苦しいので、重いから。最初から僕と大津は燃費走行で走って、ペース上げたかったけど、上げられなかったんですね。
今、考えると、結局5ℓぐらいしか最後残っていなかったっていうんで、燃費走行したから、この位置にいられたのかって。
本当は1位で決めたかったんですけどね。
最初、その悔しさの方が際立っていましたが、みんなの顔を見た瞬間、ウルウルって来ちゃいました。
本当にみんなが、重いクルマをコントロールできるドライバーが揃っているので、そういう意味では正直『ズル』だと思っているんですよ。
やれることをやれるチーム、パートナーは最高だと思っています。

<中野信治>
まぁ贅沢言ったらダメなんで、この週末トラブルも出ていたから、『もうどうなるか』というところからスタートして、ドライ路面をまったく走れず、いきなり予選で、そこからここまで逆に言えば上がってこられたことの方が、僕は奇跡かな、と思っているんで。
奇跡なんだけど、チームとチームメイトがいい仕事してくれた結果なので、本当にありがたいし、あと1戦ありますけど、1年間通してチームがひとつになって戦えたからこそ獲れたチャンピオンだと思うので、みんなに感謝したいですね。

<大津弘樹>
嬉しいですね。予選も最下位だったのに、スタートで自分が順位を上げられたのも良かったし、その順位をキープできたのが良くて。
前のトラブルでひとつ上がったんで、さらに良かったなと思います。

<小林崇志>
ホッとしましたね。
僕は全戦に出ているわけではないですが、常に帯同していますし、みんなの力で勝ち取ったチャンピオンなので、その中に僕も入っていると思うから、微力ながらお手伝いできて良かったです。

 

ST-Zクラス優勝 DIAMANGO Cayman

<石原将光>
ありがとうございます、なんとか完走できました。
電気系統のトラブルが出た時は、直る可能性は十分あると思っていたんですが、でも少ないロスタイムで済めばいいなと思いつつ、かなりかかっちゃったのが残念でした。
その後は順調にみんなで最後まで、クルマにはトラブルなく、不安もなく走ることができました。
最終戦はそうですね、検討します。

<坂本祐也>
イグニッションコイルが壊れて、ミスファイアで突然吹けなくなって、緊急ピットインして。原因がなかなか分からなくて、1時間ぐらいして分かって、換えて僕がチェックして、あとは石原さんに渡して。
そこからは問題ありませんでした。
なんか、トラブルが出ますね。
何はともあれ、完走はできて良かったです。

<池田大佑>
トラブルはありましたけど、自分のパートでは特に問題なく走ることができました。
最終戦は自分が決めることではないですが、また走りたい気持ちはありますね。

 

ST-1クラス優勝 Porsche 991GT3Cup

<T.Stark>
初めてのレースだったので、最初は苦労していたんですが、途中からバトルをしているんだ、という感じになりました。
だいぶ走らせてもらって、最後は喜びも感じることができました。最終戦も頑張ります。

<影山正美>
本当に、木曜日に初めて走った人とは思えない、進化具合で。毎回走るたびにレクチャーしていくんですけど、その変化だったりをつけられる才能を持っているし、スピードも最初からあったし、本当は5スティントで行けるところを6スティントにして、いっぱい乗れるようにして、その間にアドバイスしながら走ってもらいました。
総合でも7位に入れたのは上村の頑張りでもあり、Starkさんの頑張りでもあり、チームが一丸となって獲った総合7位だと思うんですが、その中でも一番の頑張りは本当にデビュー戦にも関わらず、これだけの走りを見せてくれたStarkさんのおかげだと思うので、これからがすごく楽しみです。

<上村優太>
今回がS耐は2回目です。前にST-5クラスで、ロードスターに乗せてもらって。
僕もめちゃくちゃ勉強になりました。
今までスプリントばかりで、こういう30周以上走ることはあまりないので、本当にいい経験ができました。
おそらく最終戦は乗らないですが、他のレースにも今回の経験を活かせるよう、頑張ります。

 

ST-2クラス優勝 DAMD MOTUL ED WRX STI

<大澤学>
本当に今日はしんどかったです。
序盤もあんなに離されるとは思っていなかったし。
重さが相当効いていましたね、全然加速しないんで。
そういう中でも、最後まで諦めないで頑張っていれば、いいことあるな、っていうのを改めて感じました。
最終戦はとにかく壊れないように、勝ちたいですけど、安全に確実に行くつもりです。

<後藤比東至>
ラッキーも実力のうちということで、良かったです。
ちょっとクルマの戦闘力が低く、苦しい戦いでした。
特にトラブルとかではなく、気温が高かったのと、重量とかいろいろ苦しかったです。だからこそ、この勝利は大きいですね。

<井口卓人>
本当に、普通に行っていたら無理だったと思うんですが、みんながミスなくつないだおかげで、6号車(新菱オート☆DIXCELエボX)にアクシデントはありましたし、ラッキーといえばラッキーでしたが、良かったですね。
けっこうポイントも良い方向に行ったと思うので、最終戦も同じようにしっかり、みんなで心をひとつにして、たすきをつなぎたいと思います。

<石坂瑞基>
序盤は6号車に対して、うちがペースで勝てなかった部分があったので、ちょっと厳しいのかなと思ったんですが、でも6号車に不運があって、そのタイミングでうちが逆転して。
そこからしっかりとペースを刻んで、チェッカーまで進めたので良かったと思います。
自分も最後、クルマも満身創痍でトラブルがいつ出てもおかしくない状態でも、ちゃんとゴールまで運ぶことできました。

 

ST-3クラス優勝 DENSO Le Beausset RC350

<嵯峨宏紀>
ちょっと疲れました(苦笑)。
結果的に良かったんですが、内容は良くなかったですから。
エンストしちゃって、せっかく築いたマージンがなくなってしまったのもありましたし、もうちょっといい展開にできたと思いますが、そのあたりはチームとしっかり反省しなくてはならない点が、いくつもありますね。
本来のペースで38(Muta racing ADVICS RC350 TWS)に走られちゃうと、圧倒的に速いので、今回優勝できてランキングでも混戦になったかもしれませんが、状況的には非常に、我々は追いかける立場なんだろうな、というのを感じました。
はっきり言って、まだ負けていると思います。

<山下健太>
展開に恵まれました。
基本的なペースは負けているし、けっこういろいろ起きたので、ピットとかディスプレイがおかしくなったり、ギリギリの勝利でした。
頑張りましたけど。
正直、危機感の方が大きいですね、最終戦に向けては。
なんとかやりきりました。

<宮田莉朋>
ペースは僕、悪かったので、淡々と指示されたとおりに走ったんですが、まだまだペースが足りないという感じでした。
あとハプニング、エンストとかもあったんで、それさえなければ、もうちょっと楽な展開だったと思うので、最終戦・岡山はもっと完璧な展開で勝てたらな、と思っています。

 

ST-4クラス優勝 シリーズチャンピオン TOM’S SPIRIT 86

<松井孝允>
今週は58号車(ウインマックステインワコーズDC5☆KRP)のペースには勝てないのは分かっていたので、そういった意味でチームの作ってくれた作戦がはまって、それでギャップをうまく作れたことで、58号車にプレッシャーを与えられたのが良かったんだと思います。
2連覇できてホッとしています。
24時間の件もあって、トラブルは正直怖いんですけど、2012年からずっと86でやってきた中で、サプライヤーさんがレースパーツを開発して、レーシングパーツだけをやっているわけではないところが開発してくれている部分はすごく大きくて。
それと12年からやってきた影山(正彦)さんだったり、井口くんだったり、蒲生(尚弥)くんがいて、今の結果があるので、単純に今日だけの、去年と今年だけの結果じゃなくて、その頃のデータというのがすごく活きてきた、この2年間だと思うので、そういった意味では本当に強いチームが作れたのかな、と思っています。

<坪井翔>
S耐には2年間参戦して、ずっとチャンピオンが獲れているので、結果にはすごく満足していますし、富士24時間を勝てなかった悔しさはあるんですが、それ以外は全部、僕が出たレースは勝っているんで、そういう意味ではいいレースをさせてもらっています。今日もインテグラが速かったので、予選の感じでは勝てるかどうか分からなかったんですが、チーム力がすごく高いので、しっかり勝つことができて、勝ってチャンピオンを決められたというのは、素直に嬉しいですね。

<中山雄一>
チームに入る前は、トムススピリットは強いって印象があって、簡単に勝てているというイメージだったんですね、去年まで他のチームだったので、僕は。
でも中に入ってみると、そんなにクルマのアドバンテージはなくて、けっこう人が頑張らないといけなくて。
このクルマに慣れるまでは、もともと乗っていた両ドライバーの、この難しいクルマを操る技術がすごくって、そういう意味では遅れをとっていたんですが、走るごとにだんだん追いついてきて、走らせ方も分かってきて。
このレースで得ることはすごく多くて、そういうことに毎戦、せいいっぱいやってきて、その結果がチャンピオンだったので、チャンピオンというのは嬉しいですけど、毎戦自分のベストを尽くして戦えたことの達成感はすごく大きいです。
あとはチーム力もすごいので、トラブルとかも毎回ほとんどないですし。
今回も圧勝で良かったです。

 

ST-5クラス優勝 THE BRIDE FIT

<見並秀文>
おかげさまで、やっとです!
最後まで走り抜くことができました。
5回入らないと燃料が保たなかったです。
最初、太田さんで仕掛けて貯金を作って、FCYが出れば良かったんですが、今日はFCYが出る気があんまりしなかったんで、貯金を使ってデミオのタイムを見て、給油をいっぱいしました。
それで引っ張ったので、うまいこといきました。
目の前にまでぶら下がっていた勝利を、やっと…。
残り1戦、岡山は地元みたいなところなので、また頑張ります!

<太田侑弥>
今回のレースには大満足です。
走り慣れたもてぎで勝てたのは、すごく大きなことだと思いますし、ラスト1戦も勝てるように頑張ります。

<相原誠司郎>
S耐では初優勝で、メチャ嬉しいです。
もてぎはホームコースとはいえ、貢献できるは不安だったんですが、なんとか勝てて、良かったです。

 

(はた☆なおゆき)

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