《決勝レポート3》ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース

ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース 決勝レポート3
大どんでん返しの連続。いきなりの波乱から始まって……

 

3回に分けてお届けさせてもらった、決勝レポート詳報の第3弾はST-5クラス、ST-TCRクラス、そしてST-Xクラス。この3クラスは、いずれも初っ端からドラマがあったりして、最初から最後まで予断を許さぬ展開となっていた。スーパー耐久とは、かねてからよく言われていたが、「筋書きのないドラマ」を地でいく展開のレースだと改めて実感させられた。

 

 

レース前半を圧倒した#69 J’S RACING☆FITだったが……

ST-5クラスの予選トップは#101 ヒロマツ デミオの吉田綜一郎/佐々木孝太/KENBOW/檜井保孝/小山佳延組で、2番手は#69 J’S RACING☆FITの梅本淳一/窪田俊浩/梅田真祐/ナジリー・アヤッド/イフワット・ラザック/成尾悟史組だった。ところが、ともにE/Fドライバーのフリー走行でペナルティを受け、それぞれ3グリッド、6グリッド降格となってしまう。これで繰り上がって、ST-5クラスの最前列からスタートすることとなったのが、#88 村上モータースMAZDAロードスターの村上博幸/雨宮恵司/中島保典/山谷直樹/近藤善嗣組。

一昨年のチャンピオンであり、昨年も連覇こそならなかったものの、トップとは0.5ポイント差だった常勝チームながら、今年はツキに見放され続けていた。第1戦はST-X車両に追突されてマシンは大破。第2戦はエンジントラブルに見舞われ、ピットスタートこそ果たせたものの、規定周回に満たず。つまり未だノーポイントだったこともあり、「ここまでつらいレースが続いていましたから、その分が一気に今回、来たんですかね!」と村上。

だが、降格なった2チームも、いたって冷静であった。「下がったといっても、トップがすぐ近くに見える位置。むしろスリップストリームが使えていいかも」と吉田が言えば、梅本も「順調すぎて、下がったことでクールダウンできたぐらいです。逃げます!」と語っていたほど。ただ、梅本はこうもつけ加えた。「デミオが来る。シミュレーションでは最終的に、12分先を行く計算なんですよ。その見えない差をどう詰めるか」と。

ここで言うデミオとは、御察しのとおり#101 ヒロマツ デミオではなく、#37 DXLワコーズNOPROデミオSKY-Dの井尻薫/辻かずんど/藤原能成/加藤芳皓/山本浩朗/関豊組のことを指す。言わずと知れた好燃費を武器にピットタイミングをずらし、対決を避けて周回を重ねていくのは彼らの必勝パターンであるからだ。決勝には6番手から挑む。

レースは#101 ヒロマツ デミオのレース巧者、佐々木のトップから始まるも、すぐさま#70 J’S RACING☆FITの久保田英夫が抜き返し、これに#69 J’S RACING☆FITの窪田が続くことに。さらに#4 THE BRIDE FITの黒須聡一らも加えて、序盤から激しいトップ争いが演じられることとなった。だが、そこにあえて#88 村上モータースMAZDAロードスターは、割って入ろうとはしなかった。「ついていけませんでした」と後に村上は語るも、いきなりマシンに負担をかけるのは早計だと考えていたのだろう。この激しいバトルは、それぞれ最初のドライバー交代まで続くこととなった。

2時間を経過すると、このバトルもいったん沈静化し、トップは#69 J’S RACING☆FITで、唯一くらいついていけたのが#101ヒロマツ デミオ。一方、ダークホースとされていた#37 DXLワコーズNOPROデミオSKY-Dは5時間近くになって、ガレージに押し込まれていた。原因はミッショントラブル。それだけでなく、実は予選から制御系のトラブルを抱えており、決勝までに解消することができていなかった。手の内を悟られないよう、だましだましの走行であった上に、ミッションにもまさかダメージが及ぼうとは。修復には2時間を要し、優勝戦線から早々と脱落を余儀されてしまう。

一方、#69 J’S RACING☆FITは好調そのもの。#101ヒロマツ デミオにトップを奪われることはあったが、ピットに入ると周単位の差がついているなど、スピードだけでなく燃費にも優れていることが明らかになる。特に予選で最速タイムを記していた窪田が絶好調。要所、要所でコースに送り出されて、そのたび差を広げていった。8時間を過ぎると、もはやピットに入った後でもトップを譲らないようになっていた。

 

自分たちのペースを貫いた、村上モータースMAZDAロードスターが今季初優勝!

しかし、そんな#69 J’S RACING☆FITにも試練が訪れる。9時間過ぎて梅本がマシンに乗り込んだ直後の254周目。ダンロップコーナーでスピンを喫しているではないか。いや、違う。その後のリプレイ映像で、縁石に乗って姿勢を乱したST-3車両に追突されていたことが明らかに……。大量のリードに守られていたこともあり、なおかつそのまま走り続けていたことから、そう影響は及んでいないものと思われたが、実際にはリヤのアライメントが大きく狂っていた。

そしてレースが折り返し地点を迎える頃、それまで目立った様子が一切なかった、#88 村上モータースMAZDAロードスターが2番手に浮上しているではないか。コンスタントにラップを刻み、ピット回数も最小限として、ついにここまで上がってきたのだ。

そんな中、#69 J’S RACING☆FITに第2の試練が襲いかかった。残り5時間を切った516周目、突然GRスープラコーナーで白煙が上がる。その後も明らかに様子がおかしい。そして3周後にピットイン、マシンがガレージに入れられる。白煙が上がったのはドライブシャフトが折れたからだった。わずか10分あまりで交換され、マシンはコースに戻されるも、すでに#88村上モータースMAZDAロードスターだけでなく、#168冴えカノレーシングwith RFCも前に。その#168 冴えカノレーシングwith RFCとは同一周回だったことから、窪田は差を詰めていくかと思いきや、逆に差を広げられる一方だった。

その後もトップ3のオーダーは変わらず、もはやこれまでかと思われたものの、残り1時間を切ったところで、#168 冴えカノレーシングwith RFCに90秒ストップのペナルティが! これで#69 J’S RACINGFITは2番手に浮上するも、トップを行く#88村上モータースMAZDAロードスターは2周先に。逃げ切りを果たして、今季初優勝を飾ることとなった。

なお、最終ラップにもうひとつの悲劇が……。ブレーキやミッションのトラブルに苦しみながら7番手を走行していた、#101 ヒロマツ デミオがヘアピンでストップ。なんとガス欠だった。チェッカー優先のスーパー耐久では、無念のリタイア扱いとなっていた。

 

ST-5クラスウィナー 村上モータースMAZDAロードスター

村上博幸
予選が終わった段階で、トップからスタートできるなんて、それだけですごくびっくりしました。でも、(決勝で)ヨーイドンしてみたら、思ったとおりフィットが速くて、どうなることかと思いましたよ、いきなり。序盤の差は、そのままクルマの差ですね。それぐらいペースは決勝中も1秒ぐらい違っていたし、ちょっと厳しいなという感じでした。とはいえ途中からは予定どおりすべてうまくいって、ドライバーもみんなちゃんと自分の仕事をしてくれたので、それがすごくハマりました。今季、初完走で初優勝です(笑)。ドライバーはしっかり仕事してくれているので、またクルマをしっかり整備して、次戦も表彰台に立てるよう、頑張ります。

中島保典
今年、僕が入ってから不運続きで、僕が疫病神じゃないかと、気にしていたんですけど(笑)、やっと勝てたので。最後のドライバーもやらせてもらったんですが、ここでリタイアしたら最悪だなと、えらいプレッシャーで。でも、みんなノーミスの、ノーペナルティで、ちゃんとやるべきことをやったので、チーム力で勝てたのかなと思います。

雨宮恵司
(富士は)ホームコースですから、ここで勝たなきゃいけないと、優勝請負人の私としては、どうしても勝ちたかったものですから(笑)、気合を入れて行きました。予選はうまく行って3番手だったんですけど、繰り上がりでポールという番狂わせがあったとはいえ予選は予選で、まったく関係ないんで、淡々と決勝を走らなければいけないわけなんで。でも、みなさんいい仕事をするドライバーが揃ったもんですから、ミスもなく優勝することができました。

山谷直樹
初めての24時間耐久レースだったんですけど、夜間走ったのが本当に初めてで、あそこまで過酷な状況下の中で、走るとは想像もしていなかったです。まぁ、その中でチーム員、自分も含め、ドライバーも含め、みんなミスなく帰って来れたのは、本当に良かったと思います。マシンもトラブルなく完走できたので、村上モータースのスタッフに感謝しています。

近藤善嗣
ホッとしています(笑)、第2スティント、スタート直後の担当だったんですけど、ペースが全然上がらなくて、クルマに乗る機会も全然なかったので、事前に。だから下手にペース上げるよりも壊さない、ぶつからない、あとコースの上にちゃんといる。それだけ考えて、あとは皆さんに連れてきてもらったという感じですね。優勝は久々です、最近勝っていなかったので。

 

「第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース」のレポートやS耐TVアーカイブをチェック!

 

 

終わってみれば、ドキドキしたのは1周目だけ。BRIN・NAUB RS3 LMSが初優勝!

このレース最初に、アクシデントが発生したのはST-TCRクラス。1周目のコカコーラコーナーで、#45 BRIN・NAUB RS3 LMSの田ヶ原章蔵が後続車両に追突されて、スピンを喫していたのだ。幸い再スタートは切れたものの、クラス最後尾へと順位を落とす。
竹田直人と白坂卓也、そして田ヶ原の3人で挑んだこのチームは、クラス設立初年度から参戦し、何度も予選ではトップに立っていたことから明らかなように、スピードだけならライバルに引けをとってはいなかった。だが、足りなかったのが運。勝てそうで勝てないレースが何度あったことか! 今回もそんなレースになってしまったのかと思われた。

一方、予選トップは#97 Modulo CIVICの植松忠雄/中野信治/大津弘樹/野尻智紀/遠藤光博組。ここまでの2戦は不運続き、だがマシンの大幅な見直しによって、速さを取り戻したからには逆襲を誓っていたもの。だが、そんな思いを遮るかのように、トップ発進は予選2番手だった#501 KCMG Annika CIVIC TCRのポール・イップ/ジョシュ・バードン/マシュー・ホーソン/アティッラ・タッシ組。バードンがいきなりトップに立って、後続を引き離していった。その後も後続の順位は目まぐるしく入れ替わっても、#501 KCMG Annika CIVIC TCRの快進撃に衰えはなく、唯一のジェントルマンドライバー、イップでさえブレーキとならなかったのだから、もはや逃げる一方となっていた。

やがて2番手には#10 IDI GOLF GT3 TCRのフィリップ・デベサ/密山祥吾/ジェイク・パーソンズ/脇阪寿一組が浮上。ウエイトハンディやBoPによってクラス最軽量というメリットも生かし、スタートを担当した脇阪、そして密山が予選こそ5番手だったが、じわりじわりと順位を上げていた格好だ。とはいえ、#501 KCMG Annika CIVIC TCRは接近を許してくれず、まさに独走状態となっていた。

そんな中、4時間を経過したところで、3番手を走行していた#97 Modulo CIVICが、早々に白旗を上げる羽目となっていた。足回りにトラブルが発覚し、大きな遅れをとってしまったのだ。これで3番手に浮上したのは、なんと#45 BRIN・NAUB RS3 LMS。1周目の遅れを早くも挽回していた格好だ。一方、その後は我慢の走りを強いられていた#97 Modulo CIVICではあったが、その後フレームに修復不能な亀裂が生じ、リタイアを余儀なくされていた。

そして6時間経過後、またしてもピットガレージから離れられなくなる車両が現れた。それはなんとトップを快走していたはずの#501 KCMG Annika CIVIC TCRではないか! エキゾースト系のトラブルに見舞われ、あわや出火直前の状態に陥っていたのだ。終盤にもシフターのトラブルを抱えて、せっかくの速さを結果に残せず、完走果たすに留まった。

その後しばらくの間、トップは目まぐるしく入れ替わったが、10時間を過ぎたあたりからトップは確固としたものになる。その座についていたのは、#45 BRIN・NAUB RS3 LMSだった。続く2番手は#10 IDI GOLF GTI TCRながら、その間に脱落したタイヤの直撃を受け、補助ライトを失う不運もあっただけに、ポジションキープに徹することとなった模様。メンテナンスタイム以外にも、積極的にパッドを交換していたのは、その表れでもあった。

というより、今年もまたST-TCRクラスは大半のマシンが、明け方までに満身創痍。18時間経過後には昨年「無事これ名馬」で優勝を飾っていた、#75 AZIMITH CIVIC TCRまでもがピットアウト直後の1コーナーで、コントロールを失ってクラッシュ。もはや何事もなく周回を重ねているのは、トップの#45 BRIN・NAUB RS3 LMSと3番手を行く#108冴えカノfineレーシングwith RFCのふじいじゅん/大野尊久/鈴木利男/荒聖治組だけだったのでは?

終わってみれば、最初にアクシデントに見舞われていた#45 BRIN・NAUB RS3 LMSが、その後はまったく危なげない走りを見せて優勝。もちろん、これが参戦3シーズン目の初優勝に。2位は#10 IDI GOLF GTI TCRで、#108冴えカノfineレーシングwith RFCは、レジェンド鈴木と荒を表彰台へと導いていた。

 

ST-TCRクラスウィナー BRIN・NAUB RS3 LMS

竹田直人
僕らだけが3人で走って、その中で僕がいちばん遅かったと思うんですが、いつもの3人でタイムを揃えられたっていうのは大きかったと思います。これ(嬉しさを)、6月中ずっと引っ張っていいですか? 本当にもう、嬉しいですね。海外のレースでは勝ったことがあるんですが、初めてですS耐では。難しいです、国内は本当に難しいから。

白坂卓也
今までも速さはあったけど? 痛いところを突きますね! 1周目はびっくりしました、「終わったぁ、あっという間の24時間だった」と思いました(笑)。でも、あれ以降は何もなく。ホント最高です、足もパンパンです、ずっと走り続けていましたからね。

田ヶ原章蔵
いや〜、もう本当に、この3人で勝ちたかったんで、長かったんですが。今回もよう見たら、僕らだけなんですよ、3人なのは! 「アホやなぁ」と思ったけど、勝ってもうたもんね(笑)。3人で行ったほうがええんちゃいますって、書いてもらえます? みんなラップタイムが安定していて、特に竹田さんが今回はすごく速かったし、卓ちゃんも安定していたし、しびれましたよ。実は爆弾を抱えてもいたんですよ。けっこうドキドキだったんです、1周目にぶつかってビリになった時にアーム曲がっちゃっていたので。でも、そのまま24時間走り切っちゃいましたね! 今まで3年間、勝ち運に恵まれていなくて、毎回1位走っていても止まっていたじゃないですか。やっとです。今回は楽しかったですから、この調子でこのまま行きます。

 

「第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース」のレポートやS耐TVアーカイブをチェック!

 

 

得意の必勝パターンで最後は独走。GTNET GT3 GT-Rが2連覇を飾る

ST-Xクラスでも、いきなり窮地に陥っていたマシンがあった。予選3番手の#83 X WORKS R8のツェ・カヒン/道見真也ショーン/ショウン・トン/マーチー・リー/フィリップ・タン組は、スタート進行が始まって、いったんはグリッドに着いたが、間も無くクラッチからのオイル漏れが発覚。ピットに戻されてしまう。コースに戻れたのはスタートから23分を経過した13周目。そこからどこまで順位を上げられるか注目されたが、残り6時間でエンジン交換を余儀なくされ、最終的には22時間30分でリタイアの決断が下された。

結果的にレースは終始3台のGT-Rで競われたが、スピードで他を圧倒したのは、間違いなく#300 TAIROKU RACING GT-R GT3の山口大陸/ハリソン・ニューウエイ/本山哲/ニコラス・コスタ/高木真一組だった。予選2番手だった#1 GTNET GT3 GT-Rの浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗/平峰一貴組が、互角に渡り合えたのはスタート直後の1周だけといってもいいのではないか。それぞれスタートを担当した本山に、星野がついていけたのは、その時だけ。あとは差が開く一方で……。だが、序盤の#300 TAIROKU RACING GT-R GT3はピットのジャッキアップ中にエンジンをかけてしまって60秒ストップのペナルティを受けたり、アウトラップの接触でロスを抱えたりで、歯車がうまく噛み合っていなかった感も。

一方、#1 GTNET GT3 GT-Rは、そのペナルティの間にトップに立ち、やがて#300 TAIROKU RACING GT-R GT3の逆転を許し、またピットのタイミングで前に出ても再び逆転される……の繰り返しの中でも、決定打となったのは一度もラップダウンとなっていなかったこと。ドライバーはノーミス、ノーペナルティ。

ただ、一度だけタイヤ交換の際に、ホイールナットが飛ぶアクシデントがあったものの、メカニックは全力疾走で回収に行き、戻りも全力疾走。これが「チームの緊張を解いたかも」と星野。よりチームの一体感が増したのと、絶えず見せたしぶとさが#300 TAIROKU RACING GT-R GT3へのプレッシャーにもなったのだろう。間もなく20時間目というタイミングでGT-Rに今まで生じていなかった、駆動系トラブルが発生し……。

逆に#1 GTNET GT3 GT-Rは、当初13時間目を予定していたメンテナンスタイムを、さらに1時間も伸ばせたというのは、それだけマシンをいたわって走れていたからなのだろう。逆にミッション交換に1時間20分を要したことで、#300 TAIROKU RACING GT-R GT3は3番手に後退。残り2時間45分で2番手に躍り出たのが、#9 MP Racing GT-RのJOE SHINDO/柴田優作/富田竜一郎/高田匠/影山正美/上村優太組だった。ジェントルマンのスキルアップを目的にしていただけに、序盤に差は広げられてしまったが、それをうまく挽回した格好だ。

一方、3位に甘んじてしまったが、ゴール後の本山からは笑顔も。「すごく楽しめましたね! 速さはあったのに勝てなかったのは惜しかったけれども、やっぱりチャンピオンチームが強かったというのと、あとはチームが僕を迎えてくれて、僕自身、久しぶりにレースを走れたし、鈴鹿10Hに向けてもいいドリームになったし、チームにとっても大きな前進をしたんじゃないかなと。ただね、来年は勝ちたいですね、24時間で。また出ますよ!」とリベンジ宣言が早くも飛び出した。1年後のお楽しみがまた増えたのは間違いない。

なお、レースは終始ドライコンディションだったのと、FCY導入こそ3回あったが、その間わずか15分。赤旗どころかセーフティカーすら一度も出なかったことで、トップの周回数は昨年の759周から飛躍的に増えて、一気に801周にまで到達した! こんな大記録、もう破られないのではないだろうか。

 

総合優勝/ST-Xクラスウィナー GTNET GT3 GT-R

浜野彰彦
嬉しいですね、いいチームだと思いましたね。本当にチーム力だったと思います。新型(のGT-R)と今日のお昼過ぎまで同ラップで、ずっと争っていたんですけどね、あれはジェントルマンには神経すり減りますよね、ワンミスもできないから。でも結果的にはああなったったというのは、ただただチーム力の勝利だったと思います。今年は要求されるタスクが多いのでね、去年と違って。その中で自分も成長できたと思いますし、まあホッとしています(笑)。

星野一樹
いや〜、2年連続優勝なんて、なかなかできることじゃないですよね! それはわざと自分たちにプレッシャーをかける意味で、24時間は絶対に連覇するんだって言い聞かせて、言葉にも発してきて、本当に勝てたんだから、本当にすごいことですよね。スピードでは本当に勝てないと思っていたので、なんとかそれ以外の部分で勝てる場所を見出さなきゃいけないと思って、結局はトラブルフリーだったり、ノーミスだったりというのを心がけていくしかなかった。それには去年勝ったことが、いい経験となって、今年につながっているんだとも思っていますし、素晴らしかったと思います。この勝利はマジでかいです、チャンピオンに向けて今年も行けると思います。

藤波清斗
本当にでも、300号車が速くて厳しかったんですよね。だけど、レースは何起こるか分からないから、諦めない気持ちで最後まで頑張りました。それがいちばんですね。本当に嬉しいですね。こんなことを2回もできるなんて、2連覇なんて思いもしなかった。来年は3連覇ですか? 頑張りたいですねぇ〜。でも次はチャンピオンですね、2年連続チャンピオンに向けて頑張りたいです。

平峰一貴
いい仕事できたなら、良かったと思っています。同じクルマを去年まで乗っていたので、クルマのフィーリングとか慣れとかは、感覚としてすぐ戻ってきたので、それはまったく問題ありませんでした。このチームの優勝に貢献できて良かったと思っています。

 

「第3戦 富士SUPER TEC 24時間レース」のレポートやS耐TVアーカイブをチェック!

↑PageTop
● SUPER TAIKYU PARTNERS  ※五十音順