《予選レポート》ピレリスーパー耐久シリーズ2020第3戦 グループ1公式予選レポート

ピレリスーパー耐久シリーズ2020 第3戦 グループ1公式予選レポート
ポールポジションは開幕戦に続いてD’station Vantage GT3が獲得。ST-Zクラスでも同チームのD’station Vantage GT4がトップを奪う!

 

ピレリスーパー耐久シリーズの第3戦が、岡山国際サーキットを舞台に開催され、ST-XクラスとST-Zクラス、そしてST-TCRクラス、ST-1〜3クラスによるグループ1の予選が土曜日に行われた。
好天に恵まれ、まさに絶好のタイムアタック日和の中、ポールポジションを獲得したのは、#777 D’station Vantage GT3の星野敏 / 藤井誠暢 / 近藤翼が獲得。開幕戦以来の最前列スタートとなる。

そしてST-Zクラスにおいても、#47 D’station Vantage GT4の星野辰也 / 織戸学 / 篠原拓朗 / 浜健二組が予選トップ。D’station Racingにとっては、この上ない最高の1日ともなっていた。。

 

 

練習からの好調ぶりを、D’station Vantage GT3がそのまま維持

金曜日に行われた1時間ずつ、3セッションの専有走行において、2セッションでトップに立ち、かつ最速タイムとなる1分30秒214をマークしていたのが、#777 D’station Vantage GT3だった。
その勢いは予選でも保たれ、Aドライバー予選において終始トップにつけていたのが、星野敏だった。
しかし、そのタイム、1分30秒640はラストアタックですべてを絞り出した、前回のウィナー#16 Porsche 911 GT3Rの永井宏明に1分30秒616に逆転され、2番手に留まってしまう。

しかし、星野選手が出した30秒台に刺激され、Bドライバー予選でパートナーの藤井がより奮起。
1分29秒370を出してトップタイムをマークし、合算タイムでトップに立つこととなり、開幕戦・富士以来となるポールポジションを獲得した。

 

ポールポジション

[ST-Xクラストップ] #777 D’station Vantage GT3

星野 敏
前回が残念な結果に終わっちゃったので、今回ポールポジションが獲れて良かったです。
決勝は無難に行って表彰台を、どうあれ完走を狙います。

藤井 誠暢
今週は持ち込みからクルマがすごく良くて、僕らはもうシリーズチャンピオンの目がすごく厳しいので、星野さんの乗る時間を増やしたりとか、ここから先のレースの考え方を変えていったりしたら、星野さんもいいタイム出してくれて。
でも、星野さんがちょっと引っかかっちゃって、それでも30秒台を出してくれたのを見て、自分も頑張らなきゃと思って、なんとかポールポジション獲れて良かったです。
今までは勝とう、勝とうというイメージで来たんですけど、それよりは残り4戦をまた違う戦いをしたいな、という気持ちです。

 

 

ST-1クラスでROOKIE Racing GR SUPRAの蒲生が驚速タイム記す

今回もST-Xクラスとの混走で予選が行われたST-1クラス。
前回は、#28 ROOKIE Racing GR SUPRAの蒲生尚弥 / 豊田大輔 / 小倉康宏 / 河野駿佑組の孤軍奮闘となり、結果的に連勝を飾ることとなったが、今回は#38 ADVICS muta Racing RC Fの堀田誠 / 阪口良平 / 堤優威組が戦列に復帰。
再びの対決に注目された。

 

ポールポジション

[ST-1クラストップ] #28 ROOKIE Racing GR SUPRA

蒲生 尚弥
クルマの調子も良くて、いいタイムが出たな、と思います。気持ちよく走れました。
チームで、みんなで力を合わせて、みんなでいい結果を残せたら最高ですね。

豊田 大輔
岡山はあんまり走っていないので、習熟にまだまだ時間がかかっているんですけど、木曜日、金曜日と練習走行を積み重ねさせていただいて、課題をひとつずつ解決していって走ったというのが今回の予選です。
ただ、何個かミスがあったので、そこは明日の決勝でなんとか直して、またスキルアップできれば、と思っています。

 

 

ST-ZクラスのENDLESS AMG GT4はウエイトに苦しみ

ST-Zクラスは開幕2連勝を飾っている、#3 ENDLESS AMG GT4の内田優大 / 山内英輝 / 高橋翼組ながら、ウエイトハンディをシリーズ最大の50kgを積むまでとなっており、さすがに苦戦は否めず。
Aドライバー予選で内田は1分37秒231を記録するに留まり、3番手に。トップは#47 D’station Vantage GT4の星野辰也で1分36秒726をマーク。
これに#2ケーズフロンティアSYNTIUM KTMの飯田太陽が、1分36秒863で続いた。

Bドライバー予選でも#47 D’station Vantage GT4の勢いは止まらず。
織戸学が1分35秒523でトップになり、篠原拓朗と浜健二とともに、マシンをクラス最前列に並べることとなった。
クラス2番手は#2ケーズフロンティアSYNTIUM KTXの飯田、加藤寛規、高橋一穂が獲得。
そして3番手が#3 ENDLESS AMG GT3となった。

 

ポールポジション

[ST-Zクラストップ] #47D’station Vantage GT4

星野 辰也
本当にクルマが決まっていて、織戸さんやメカニックにすごく感謝しています。
決勝は、ぶつけないように淡々と、無理しないでいきたいと思っています。

織戸 学
今週、クルマがすごく曲がるんで、すごくバランスが良くて、いい仕上がり。
ENDLESSは50kg積んでいるし、きつそうだよね。
今回はちょっとピットシミュレーション、ピット練習もすごくしたので、いいレースが777とともにしたいよね!

 

 

前回の優勝に続き、F・Link Home CiVIC TCRがST-TCRクラスで予選トップ

ST-TCRクラスのAドライバー予選では、開始まもなく前回のウィナー#290 F・Link Home CIVIC TCRの植松忠雄が、リボルバーでスピンの光景が。
しかし、大事には至らず、改めてアタックを行うと、1分37秒665をマークしてトップに立つこととなった。
これに続いたのは、#65 REBELLION Mars Audi RS3 LMSの松井猛敏で、1分38秒099を記していた。

続くBドライバー予選では、#22 WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMSの千代勝正が、1分37秒305でトップ。
これに#290 F・Link Home CIVIC TCRの井出有治が1分38秒033で続き、合算タイムではトップになり、植松、そして川端伸太朗とともに2連勝の期待が込められることとなった。

 

ポールポジション

[ST-TCRクラストップ] #290 F・Link Home CIVIC TCR

植松 忠雄
スクラブしている最中だったんですが、リヤタイヤが温まらなくて、クルンと、久しぶり。
もうちょっとまとめられる予定だったんですけど、最終コーナーでちょっと引っかかっちゃって、そこでコンマ5損しちゃったんです。
本来だったら、もうちょっと行けたんだけどなぁ、というのはありました。
もうすぐ53歳ですけど、最近、乗れているんですよ(笑)。

井出 有治
植松さんが頑張って、いいタイムを出してくれて、とりあえずこのサーキット、ポール獲らないとキツイな、と思っていたので、とりあえず良かったかな、と思っています。
ポイントも今、ランキング2位なので、ここできちっと優勝して、ポイント稼ぎたいと思っています。

 

 

ROOKIE Racing GR YARISが3戦連続で最前列スタート

前回の決勝ではST-2クラスの2位に甘んじた、#32 ROOKIE Racing GR YARISの井口卓人 / 佐々木雅弘 / MORIZO組だったが、今回は予選からひときわ気を吐くこととなった。
Aドライバー予選で井口が1分40秒056でトップに立つと、Bドライバー予選では井口のインフォメーションを受けた佐々木が、さらに激走。1分39秒357にまで短縮を果たし、文句なしのトップにつけることとなった。

2番手はAドライバーの大澤学が1分40秒411、Bドライバーの後藤比東至が1分39秒916でともに2番手につけていた、前回のウィナー#59 DAMD MOTUL ED WRX STIが獲得。
それぞれのタイムは、トップとも大きく遅れてはおらず、激しいバトルを繰り広げてほしいものだ。

 

ポールポジション

[ST-2クラストップ] #32 ROOKIE Racing GR YARIS

井口 卓人
昨日からトヨタ自動車のメンバーや、メカニックが、いろいろ予選でポール獲るための対策もしてくれたので、それに応えてポールも獲れました。
いろいろイレギュラーなことが予選で起きましたけど、それにもちゃんと対応できて、MORIZO選手もここにきて43秒台出せて、すごく乗れてきていますので、明日の決勝もすごく楽しみです。

佐々木 雅弘
いろいろまだクルマが開発中というか、まだ調整しなきゃいけないところが、まだたくさんあるんですけど、その中で足りない部分だったり、そういった細かい調整だったりを、スタッフのメカの皆さんがやってくれて、どうにか。
タクティの時にトラブルがちょっとあって、僕にダメなところを言ってくれて、対策してからアタックしたら、いいタイムが出せてポールが獲れて良かった。
その中で、Cドライバー予選でMORIZO選手が、タイヤはユーズドなんですけど、43秒しっかり入って走れているんで、クルマがしっかり速くなっていることの証明でもあるし、MORIZO選手もかなりスピードも上がっていることだと、僕は理解しています。

 

 

ホームコースで若手がさらに勢いづいたST-3クラス

前回のSUGOでST-3クラス初優勝を飾っている、#39エアーバスターWINMAX RC350 TWSの大島和也 / 冨林勇佑 / 石井宏尚組が、ここでも絶好調だ。
Aドライバー予選で、大島が1分35秒913をマークして、1分40秒340を出していた、#15岡部自動車RECAROフェアレディZの長島正明を抑えると、Bドライバー予選で冨林も奮起。大島のタイムを上回る1分39秒707を出し、2番手につけたことで#39 エアーバスターWINMAX RC350 TWSが合算タイムでトップに立つこととなった。

Bドライバー予選でトップは#244 QUEEN EYES 34Zで、1分39秒583を記録していたが、田中徹との合算タイムでは4番手。
2番手は#15岡部自動車RECAROフェアレディZの長島と小松一臣が獲得した。

 

ポールポジション

[ST-3クラストップ] #39エアーバスターWINMAX RC350 TWS

大島 和也
クルマは昨日の3本目の走行から、かなり決まってきていて、このまま予選をうまくまとめられたらいいなと思っていたら、Aドラ予選ではけっこういい感じでタイムが出せたので、あとはBドライバーに任せて、という感じだったんですが、しっかりまとめてきてくれたので、良かったなと思っています。
初優勝に続いて、初ポールなので、このまま2連勝目指していきたいなと思うんですけど、やっぱり練習走行を見ていてもZが速いので、抑えたいとは思うんですが、スタートでしっかり前に出て、そのまま逃げ切るようなレースができたらな、と思っています。

冨林 勇佑
本当にトップで大島くんが、しかも9秒台入れて帰ってきちゃったんで、初めて緊張していましたよ、S耐の予選で(笑)。でも、それがいい緊張感で、プレッシャーになってタイムも三宅くんにはかなわなかったですけど、9秒7でそこそこまとまりました。
もちろん狙うは2連勝で、前回、前々回の富士も雨絡みだったので、僕らにとってはいい状態でレースできていたのですが、今回はずっとドライだと思うので、ドライでもしっかり結果を残せれば、今後のチャンピオン争い、狙えるところまで行けると思うので、せっかく優勝できたので、その流れを止めないように頑張れれば、と思っています。

 

(はた☆なおゆき)

 

 

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