《予選レポート》ピレリスーパー耐久シリーズ2020第4戦 公式予選レポート

ピレリスーパー耐久シリーズ2020 第4戦 公式予選レポート
D’station Vantage GT3が2戦連続、今季3回目のポールポジションを獲得!
ST-2クラスはROOKIE Racing GR YARISが4戦連続最速!

 

全6戦で争われるピレリスーパー耐久シリーズは、ここからようやく後半戦に突入。
ツインリンクもてぎを舞台に第4戦が行われ、予選が11月21日、土曜日の午後に行われた。
好天に恵まれたこともあり、各クラスで好タイムが連発! その結果、ポールポジションは#777 D’station Vantage GT3の星野敏 / 藤井誠暢 / 近藤翼組が2戦連続で獲得。
そして、ST-Zクラスでも#47 D’station Vantage GT4の星野辰也 / 織戸学 / 篠原拓朗 / 浜健二組がトップで、引き続きD’station Racingが2階級制覇に成功した。
また、ST-2クラスでは#32 ROOKIE Racing GR YARISの井口卓人 / 佐々木雅弘 / MORIZO組が、またも予選トップにつけている。

 

 

A / B両ドライバーがトップで、D’station Vantage GT3に隙はなし!

今回は久々の全クラス混走レースということもあり、金曜日の専有走行は午前をグループ1と2に分けて1時間ずつ、午後を全クラス混走の2時間で計測された。当然、一斉に走る台数の少ない午前の方が好タイムは出ていて、最速タイム1分53秒435を記していたのは、#81DAISHIN GT3 GT-Rの星野一樹だった。
これは昨年のポールタイムのほぼ1秒落ち。
昨年までもてぎでは9月の開催だったことを考えれば、気候的な条件的にもまだまだ伸びしろがあることは間違いなかった。

今回もコンディションに恵まれ、というより11月も半ばとは思えぬ、まさに小春日和というべき状態での予選となった。
ST-XクラスのAドライバー予選でトップタイムを記したのは#777 D’station Vantage GT3の星野。
1分54秒194で、#31 DENSO LEXUS RC F GT3の永井秀貴が1分54秒634で続いていた。

Bドライバー予選でも#777 D’staitoin Vantage GT3の藤井が、昨年のポールタイムを1秒近く上回る1分51秒366をマークした結果、2戦連続、今季3回目のポールポジションを獲得することとなった。

総合2番手は、山脇大輔とショウン・トンがともに3番手につけていた、#888 HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3が獲得。
前回のレースで負傷した高木真一の代役を立てず、開幕戦にも出場した根本悠生がCドライバーを務めていた。

 

ポールポジション

[ST-Xクラストップ] #777 D’station Vantage GT3

星野 敏
一戦ごとにクルマが仕上がってきて、いいクルマにできたので、トップタイム出すことができました。
でも、プロはすごいですね、全然レベルが違うというか。
ジェントルマンがいちばんキーポイントなので、まず予選でAドライバー対決を勝てたのは、良かったと思うので、できれば明日の決勝でも、この速さを活かしたいです。

藤井 誠暢
今回、練習で僕はあんまり乗らなくて、星野さん軸でセットアップを進めて、すごくいいクルマに仕上がって。
だから星野さん、チームがいいクルマを作ってくれて、僕はどのぐらい出るか分からなかったんですが、乗ってみたらすごくいいクルマに仕上がっていて、意外とタイム出ました。
僕らはシリーズどうのこうのというより、一戦一戦きっちりと戦うというのが目標なので、もう自分たちのペースでしっかりレースを組み立てたいと思っています。

 

 

ST-ZクラスもD’station Vantage GT4が2戦連続で予選トップにつける

ST-TCRクラスのAドライバー予選では、#47 D’staiton Vantage GT4の星野辰也がトップに立つも、これを#20 SS / YZ Studie BMWの鈴木宏和が2分0秒680を出して逆転。
星野もその後、2分1秒337にまで短縮を果たすも、逆転するまでには至らなかった。

Bドライバー予選においては、ついに2分の壁が崩されて#2ケーズフロンティアSYNTIUM KTMの加藤寛規が1分59秒439をマーク。
もちろんレコードタイムは更新された。
だが、#47 D’station Vantage GT4の織戸も1分59秒483と肉薄したこともあり、合算タイムでは文句なしのトップ。
2戦連続でクラス最前列から決勝のスタートを切ることとなった。

総合2番手は、鈴木と砂子塾長、木下隆之が駆る#20 SS / YZ Studie BMWが獲得した。
60kgのウエイトハンディを抱える#3 ENDLESS AMG GT4の内田優大 / 山内英輝 / 高橋翼 / 菅波冬悟組は6番手に留まった。

 

ポールポジション

[ST-Zクラストップ] #47D’station Vantage GT4

星野 辰也
クルマが完璧に仕上がっていたので、本当にいいアタックができて良かったです。
なんとか優勝できるように、長いので事故しないように、淡々と行きたいと思います。

織戸 学
良かったです、クルマが調子良かったので。
何より辰也さんが速かったので。
明日はレース、長いので優勝したいですね。頑張ります。

 

 

久々登場のRacerホンダカーズ桶川DOME CIVICがST-TCRクラスで予選トップ

ST-TCRクラスのAドライバー予選で、長らくトップにつけていたのが#290 F・Link Home CIVIC TCRの植松忠雄だったが、ラスト1周で#97 Racersホンダカーズ桶川DOME CIVICの遠藤光博が2分3秒071をマークしてトップに浮上。

続くBドライバー予選では、スポット参戦の#33 Audi RS3 LMSの富田竜一郎がひとり2分1秒台を連発してトップに立ち、新たなレコードタイムとなる2分1秒289を記していた。
2番手は2分2秒217を記した#22 WAIMARAWA KIZUNA Audi RS3 LMSの千代勝正で、3番手が#97 Racersホンダカーズ桶川DOME CIVICの中野信治で、この2台は0.001秒差の超僅差だったにも関わらず、いかに富田のタイムが際立っていたかが分かる。

しかし、合算タイムにおいては#97 Racersホンダカーズ桶川DOME CIVICがトップ。
やはり、もてぎとシビックの相性良しを証明することとなった。
2番手は中原英貴と富田、柳田真孝、そして藤井優紀の4人で挑む、#33 Audi RS3 LMSが獲得した。

 

ポールポジション

[ST-TCRクラストップ] #97 Racersホンダカーズ桶川DOME CIVIC

遠藤 光博
昨日、テストを始めて私だけが調子良くなかったんですけど、いろいろ他のメンバーとデータロガー見て比較して、それをアジャストして走ったら、けっこういいタイムが出たと思っています。
決勝でもこのポジションをキープして、笑顔で終われたらいいな、と思っています。

中野 信治
本当に久しぶりにマシンを走らせて、僕もチームメイトもそうなんですけども、チームも含めて。
クルマもトラブルなく走ってくれて、みんな上手く対応してくれたので、とりあえずは良かったですね。
もてぎは去年勝っているし、シビックとの相性もいい。
ただ、アウディが一台速かったので、あんなタイムが出るんだって、我々のクルマでは見えないので、トラフィックに引っかかったりしてはいるんだけど、アウディの持っているポテンシャルが怖い。
油断はできないですね。
チームとしてもミスなく、ピット戦術を含めて、積み重ねることができれば勝負できると思います。

 

 

ST-1クラスでROOKIE Racing GR SUPRAの蒲生が驚速タイム記す

今回も再びS#28 ROOKIE Racing GR SUPRAの蒲生尚弥 / 豊田大輔 / 小倉康宏 / 河野駿佑組の孤軍奮闘となってしまったST-1クラス。
Aドライバー予選では蒲生が2分0秒154という、ST-Zクラスの全車を超える驚速タイムを記したものの、Bドライバーセッションはマシントラブルで走行ならず。
予選不通過の扱いとなったが、その後、最後尾からのスタートが許されることとなった。
5時間の長丁場で、どれだけごぼう抜きを果たすか注目される

 

ポールポジション

[ST-1クラストップ] #28 ROOKIE Racing GR SUPRA

蒲生 尚弥
トラブルがあって、大輔選手が走れなかったんです。
それまでクルマは問題なく、ずっと練習走行を走れていたんですが、急にトラブルが出ちゃって、という感じですが、決勝までに治るでしょうから心配していません。

 

 

ST-2クラスはROOKIE Racing GR YARISが大差でトップ!

ST-2クラスで、予選から#32 ROOKIE Racing GR YARISがついに本気を見せた。
まずAドライバー予選では、2番手だった#6新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボXの冨桝朋広が2分7秒413だったのに対し、井口卓人が記していたのは2分4秒084。

Bドライバー予選に至っては、佐々木雅弘が2分3秒921をマークして、#59 DAMD MOTUL ED WRX STIの後藤比東至を2秒以上引き離す。
その結果、開幕戦から4戦連続でトップにつけることとなった。
総合2番手は冨桝と菊池靖、大橋正澄の3人が駆る、#6新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボXが獲得。

 

ポールポジション

[ST-2クラストップ] #32 ROOKIE Racing GR YARIS

井口 卓人
前回はポールを獲れたものの、レースでは苦戦していて、いろいろ今回のもてぎ、長いレースに対してチームもいろいろ対策してきてくれました。
それが全部いい方向に行って、クルマもすごく乗りやすい状況ですし、みんなで連携取れていい流れでやれていると思います。
今回は5時間で少しポイントも多いですから、ここでもう一発獲れておくとシリーズ的にも大きいと思うので、みんなでたすきをつないでトップでゴールできるように。
何よりMORIZO選手にもう一回優勝を経験させてあげたいと思うので、佐々木選手と一緒に頑張ってギャップを作って、MORIZO選手に託したいと思います。

佐々木 雅弘
ブレーキに実は開幕から苦戦していて、いろんな状況の中で一番いいとされているものを使ってみて、そこから吸収できるものを…という勉強の意味で、エンドレスに換えてきて、それがすごく功を奏しています。
あとはLSDのアップデートをしていて、すごく曲がりやすいということころが、速さにつながっていて。
他のクルマが見ているとアンダーステアに苦しんでいるところを、僕らのはすごくよく曲がっているので、ちょっとタイム差が出ていると思うんです。
チームもメカニックも頑張ってくれて、いいクルマになったので、僕らがそれに応えられる感じで、タイムが出て良かったと思います。

 

 

ST-3クラスはホームコース有利? 今度はHELM MOTORSPORTS RC350がトップ!

金曜日の専有走行でトップタイムを記していた、#62 HELM MOTORSPORTS RC350が予選でも絶好調。
ドライバーもチームもホームコースとあって、前回ポール・トゥ・ウィンを飾っていた#39エアーバスターWINMAX RC350 TWSの大島和也 / 冨林勇祐 / 石井宏尚 / 伊藤善博組のお株を奪ってみせた。

Aドライバーの平木玲次が2分5秒407を、そしてBドライバーの平木湧也が2分3秒921をマークして、ともにトップに立って参戦2戦目で早くもクラス最前列のグリッドを奪うこととなった。
なお、今回からCドライバーにはフォーミュラリージョナルで優勝経験を持つ、高橋知己が起用されることに。
2番手には#39エアーバスターWINMAX RC350 TWSがつけていた。

 

ポールポジション

[ST-3クラストップ] #62 HELM MOTORSPORTS RC350

平木 玲次
昨日のセッションからどんどん調子は上がってきていて、予選でしっかり合わせることができたので、まずまずのタイムも出て、予選としては良かったですね。
まわりがもっと来るのかな、と思ったんですけど、みんなそんなにタイムも上がってこなかったので、一応ポールを獲ることができて良かったです。
決勝は5時間もあるので、落ち着いて一個ずつこなして、優勝できるように頑張ります。

平木 湧也
ちょっと久しぶりに本気出しちゃいました(笑)。
昨日からすごく調子良くて、でもSUGOの時も調子良かったのに、予選になったらまわりもバ〜ンとタイム出してきて、油断できないなというところで慎重には行っていたんですが、アタック自体はすごく上手くできて、3秒台ギリギリ入ったというのは大満足です、アタックとしては。
Cドライバーの高橋くん、今回がツーリングカー初めてのレースなんですけど、いいタイム出してくれているので、心配ないかなと思っています。
レース自体は5時間で長いので、いろんなところが厳しくなってくると思うんですけど、ペースがいいのである程度セーブしながら、余裕を持ってレースできるかな、と思っています。

 

 

前回優勝の勢いそのままに、林テレンプSHADE RACING 86が今季初の予選トップに

序盤のST-4クラス、Aドライバー予選は#310 GR Garage水戸インターGR86の久保凜太郎、#225 KTMS 86の野中誠太が周ごとトップを入れ替えたが、#884林テレンプSHADE RACING 86の平中克幸がトップに立つと、その後は不動。
2分10秒516、2分10秒217と好タイムを連発して、ライバルを寄せつけず。
ポイントリーダーの久保は3番手に甘んじた。

Bドライバー予選では細川慎弥がやはり序盤のトップで、久保の無念を晴らそうとしたが、やはり#884林テレンプSHADE RACING 86が立ちはだかる。
国本雄資が2分9秒872をマークして平中のタイムをも上回り、文句なしの予選トップにつけることとなった。
細川は4番手に甘んじ、#310 GR Garage水戸インターGR86は総合4番手。
2番手につけたのは野中とFIA-F4のポイントリーダーでもある平良響、そして翁長実希の#225 KTMS 86だった。

 

ポールポジション

[ST-4クラストップ] #884林テレンプSHADE RACING 86

平中 克幸
すごく流れはいいです。
走り始めから良くて、前回は決勝で今イチだったので、そこを踏まえていろいろやってきたのが、結果的に予選の速さにつながっているので、ここまでは順調です。
前回はクルマのセットアップの方向性でやりすぎた部分はあって、そこを見直しての今回なので、前回の優勝という結果よりも、前回のレースでやったことが活きているのかな、という感じです。

国本 雄資
クルマが調子いいのは分かっていたので、昨日ニュータイヤ履いて感じも分かっていて、ドライビング的にはすごく満足のいくものがあったし、ちょっとミスがあったんですけど、それでもあのタイムが出たので、自分でもびっくりしたぐらいのタイムだったので、良かったかなと。
クルマの仕上がりはいいんじゃないかと思っています。
ウエイトは、まわりも重いと思うので問題ないと思います。
連勝目指して頑張ります。

 

 

チームメイトが代わっても橋本陸が絶好調。Odula AVANTECHロードスターが2戦連続!

前回、優勝を飾った#456 odula AVANTECHロードスターが、2戦連続で予選トップ。
橋本陸がAドライバー予選で2分20秒844をマークしてトップに立てば、前回とはすっかり入れ替わったチームメイトたちも奮起。

Bドライバー予選でトップは、#66 odula TONE Ideaロードスターの太田達也で2分20秒308をマーク。
これに#4 THE BRIDE FITの伊藤裕士、そして3番手で橋本のチームメイト、草野貴哉が続いたことで総合トップに立ったのだ。
なお、総合2番手は#66 odula TONE Ideaロードスターで、今回もロードスター勢が予選で上位を独占していた。

 

ポールポジション

[ST-5クラストップ] #456 odula AVANTCHロードスター

橋本 陸
とりあえず良かったです、今回も。自分の走り的にはイケイケでやりすぎて、ブレーキで突っ込みすぎが前半見られたんですけど、なんとかその中でも押さえ込めていけたかな、という感じで。
でも反省点はある走り方ので、今日良い修正をして、明日のレースに臨みたいと思います。
僕らのチームは全周スプリントだと思って臨んでいるチームなので、もちろん全開では行くんですが、ブレーキだけキツくなるので、そこだけパッドと相談しつつ、イケイケで行きたいと思います。

草野 貴哉
スーパー耐久は今年からで、前回の岡山だけスキップして、今回が3戦目です。
予選は、正直思った以上にタイムが出たので、足引っ張るかと思っていたんですが、最低限の仕事はできたので、とりあえずポールで終われて良かったと思います。
決勝は、橋本選手に引っ張ってもらって、僕らは着いていって2連勝できればな、と思っています。

 

(はた☆なおゆき)

 

 

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