《予選レポート》スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook 第3戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース

スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第3戦 予選レポート

悪天候に見舞われ、予選は無念の中止に。
決勝レースは、きっとドライコンディションで競われる!

スーパー耐久シリーズ2021 Powered by Hankook第3戦は、シリーズの大一番である「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」として開催される。復活なった富士24時間も、今年が4回目。昨年は決勝が悪天候に見舞われて夜間に中断となったが、今年は予選が悪天候により中止になってしまった。しかし、決勝レースは天気も一転し、爽やかなコンディションで激しく競われるのは確実だ。

 

木曜日の専有走行では、CARGUY NSX-GT3が最速タイムを記す

今回は土曜日の15時に決勝のスタートが切られる、24時間レースということもあって、専有走行は木曜日に行われた。午前のセッションで予選のターゲットタイムとなる、1分40秒686をマークしたのは、スポット参戦の#999 CARGUY NSX-GT3を駆るケイ・コッツォリーノ。長丁場のレースということもあって、さほど一発の速さは必要とされないにせよ、まずは幸先の良い滑り出しを果たすこととなった。

また、ST-Xクラス勢に続き、総合8番手につけたのはST-1クラスの#2シンティアム アップルKTM。加藤寛規が1分46秒978をマークし、これにST-Qクラス、#28 ORC ROOKIE Racing GR SUPRAの蒲生尚弥が1分48秒227で、ST-Zクラス、#20 SS/YZ Studie BMWの荒聖治が1分48秒237で続いていた。

一方、話題の水素エンジン搭載、#32 ORC ROOKIE Carolla H2 conceptは2分4秒597で、わずかにST-5クラスを上回るタイムに留まった。

午後のセッションが始まろうという頃から、ついに心配された雨が降り出し、路面はウェットに。折り返しの頃にはストレートで水しぶきが上がるまでとなり、午前のセッションのタイムを上回ることはなかった。

19時から行われた夜間練習走行も、雨は降り続いたままだったため、好タイムは望めず、2分を切れたのは、#33 TSKAudi R8 LMSの宮田莉朋のみ。また、決勝はドライコンディションとの予想もあり、ほぼ半数の26台が走行するに留まった。このセッションではFCY(フルコースイエロー)訓練も、2回行われていた。

終了間際に、#22 WAIMARAMA EBI Cayman GT4が、1コーナー先でクラッシュ。ボディに負ったダメージは大きく、チームは早々にハコ替えを決断。ピットスタートで決勝出走が認められている。

天候回復を待った予選、しかし回復が見込めず…


そして予選は金曜日の正午から開始されるはずだったが、雨は降り続いていて一向に止む気配はない。レコードタイム更新は、前回に続いて絶望的となった。直前になってエントラントミーティングが行われ、結論としては当分の間、予選開始を見合わせるというもの。「コースコンディション不良のため、13:00まで公式予選の開始はございません」という表示がタイミングモニター下部に記され、これが30分ずつ延長されていく。

そして、ついに15時10分、天候回復の見込みがないことから、予選すべてキャンセルの発表が…。決勝のグリッドは原則クラスごとランキング順、スポット参戦が複数台いるクラスは専有走行のタイム順に並べられることとなった結果、ポールポジションは#777 D’station Vantage GT3の星野敏 / 藤井誠暢 / 近藤翼組が獲得した。

なお、土曜日以降のスケジュールは当初の予定どおり行われることとなっており、まず9時30分からウォームアップ走行を実施。そして15時に決勝レースがスタートすることとなっている。この雨は夜半のうちにやんで、朝には青空が広がっているはずだ。乞うご期待!

《グループ1》
ポールポジション(ST-Xクラストップ)#777 D’station Vantage GT3

藤井誠暢
ポイントランキングがトップなので、ポールスタートになったようですが、去年もポールスタートで序盤はいい流れだったんです。でも、トラブルで全然いいレースができずに終わっているので、今年は順位を問わず、自分たちのペースで淡々と走ろうと思っています。24時間の長いレースの中に、いろんなドラマが、時間帯によっていろんなストーリーがあるので、平均的にみんなでいい仕事をして、終わってみて着いた順位が自分たちの力だと思っています。
ただ、開幕戦で優勝して、前回は2位でハンディウエイトが50kgにも達しているので、かなり厳しいのは事実です。だからこそスピードはそんなに意識していなくて、速いクルマがいたら先に行ってもらって、自分たちのペースでいいかなと。スピード面では去年より全然苦しいと思います。

 

(はた☆なおゆき)

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