《決勝レポート》開幕戦 SUZUKA S耐 “春の陣”

April 1, 2018

ピレリスーパー耐久シリーズ2018 開幕戦 SUZUKA S耐 “春の陣” 予選レポート
鈴鹿に相性良し! Y’s distraction GTNET GT-Rが2年連続で優勝飾る

 

スーパー耐久シリーズ第1戦が鈴鹿サーキットで開催され、4月1日(日)に決勝レースが行われた。
昨年より1時間長い、5時間にも及ぶ戦いの中で新導入のFCY(フルコースイエロー)が実に6回も出されたものの、それに伴う波乱やアクシデントはなく、まずは有効に活用されたと言えるだろう。
今回も激しいバトルが随所で繰り広げられたが、総合優勝は浜野彰彦 / 星野一樹 / 藤波清斗組の#99 Y’s distraction GTNET GT-Rが獲得した。

 

 

 

序盤は逃げ続けたスリーボンド日産自動車大学校GT-Rだったが…

このレースウィークは絶えず穏やかな天候に恵まれ、まさに絶好のレース日和!
今回は全クラス混走の5時間レースとあって、52台ものマシンがグリッドに並ぶこととなった。
その最前列に並んだのは、内田雄大 / 藤井誠暢 / 平峰一貴組の#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R。

 

 

その脇には、YUKE TANIGUCHI / 山内英輝 / 銘苅翼組の#3 ENDLESS GT-Rが並び、それぞれスタートを担当した藤井と山内による、激しいつば競り合いから決勝レースは開始された。
トップを守った藤井は、1秒のマージンを築いてスタンド前に戻ってくるも、その直後にいきなりFCYが!

なんとST-TCRクラスで予選トップだった、HIROBONの駆る#19 BRP Audi Mie RS3 LMSの足まわりが損傷し、シケインで止まってしまったためだ。
スタート直後とあって渋滞がまだ続いていただけに、激突はおろか接触がなかったのは不幸中の幸いだった。
ちなみにFCYが出された場合は、全車50km/hでの走行が義務づけられる。
通常のセーフティカーランでは築いたマージンが奪われてしまうため、公平さを保つための配慮である。
FCYは約3分間提示され、緑旗が出されたタイミングに素早く反応した藤井は、いきなり2秒のマージンを得る。
一方、山内の背後には、#99 Y’s distraction GTNET GT-Rの星野がピタリと食らいつくも、しっかりガードを固められて逆転は許されず。

藤井が逃げ、山内と星野が争い合う状況は、第1スティントの間ずっと続いていた。
そんな中、最初に動いたのは#3 ENDLESS GT-Rで、33周目に銘苅にスイッチ。
この2周後には#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rも平峰に代わり、37周目には#99 Y’s distraction GTNET GT-Rも藤波に。
その間に順位は入れ替わって、トップは銘苅で、平峰、藤波の順に。
45周目から2回目のFCYが出されたこともあり、これに素早く反応したのが#3 ENDLESS GT-R。
早くもTANIGUCHIへの交代を行い、4周後に藤波には抜かれはしたが、ロスを最小限とすることに成功する。
一方、これで平峰がトップに躍り出て、その後はしっかりリードを広げていく。

 

ENDLESS GT-Rを襲った不運

3番手を走行するも、順調に周回を重ねていた#3 ENDLESS GT-Rだったものの、やがてアクシデントに相次いで見舞われることとなる。
エキゾーストに絡んだタイヤカスが燃え、オレンジボール旗が出されてピットに戻らざるを得なかったのが、62周目のこと。
さらに75周目からは後続車両の追突で足回りにダメージを負い、長いピットでの修復を余儀なくされたからだ。
一方、74周目からのFCYに合わせ、藤波から浜野への交代を行った#99 Y’s distraction GTNET GT-Rが、それより2周早く内田への交代を済ませていた、#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの前に出ることに成功。
どうやらFCYは積極的に活用するべき、のようだ。
とはいえ、浜野と内田の間隔は徐々に詰まっていき、3時間を超えたあたりからテール・トゥ・ノーズでの戦いを繰り広げることに。
しかし、浜野のガードは鉄壁で、内田はなかなか逆転を許されない。

順位が入れ替わったのは、96周目のヘアピンで。
しかし、その際に接触があり、浜野がスピン。
なんとか2番手に踏みとどまったとはいえ、15秒近い差がついてしまう。
98周目には#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rが平峰に、100周目には#99 Y’s distraction GTNET GT-Rが藤波に代わるも、状況には一向の変化はなかった。
ところが、102周目にコントロールポストには黒旗が提示され、その脇には24という数字が!先の接触に対するペナルティとして、#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rにドライビングスルーが命じられたのだ。
これにより、藤波は104周目からトップに浮上。
そのまま逃げ切った#99 Y’s distraction GTNET GT-Rが、鈴鹿ラウンド2年連続の優勝を飾ることとなった。
2位は#24 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rで、3年連続での開幕戦勝利ならず。
3位は星野敏 / 荒聖治 / 近藤翼組の#777 D’station Porscheが獲得。
一方、無念のレースとなった#3 ENDLESS GT-Rながら、しっかりマシンは修復されてレースに復帰。
9位ではあったが、しっかり完走を果たすこととなった。

 

 

Modulo CIVIC TCRがデビューウィンを達成!

久々に対決が繰り広げられることとなったST-1クラスながら、予選同様1年分のマージンが効いている、JACK / 影山正美 / 富田竜一郎組の#31 Nissoku Porsche 911 GT3 CUPがスタートから快走。
富田が#47 D’station Porsche Cupの織戸学をも寄せつけず。

 

 

だが、1時間を経過して間もなく#31 Nissoku Porsche 911 GT3 Cupはピットに戻ってきたばかりか、そのままガレージに押し込められて、その後もコースに戻ることはできなかった。
原因は電気系。
これで一気に楽になった#47 D’station Porsche Cupは、星野辰也、浜健二、そして再び織戸の順で周回を重ね、ゴールまでたどり着くことに成功する。

前述のとおり、いきなり予選トップだった、#19 BRP Audi Mie RS3 LMSの脱落から始まったST-TCRクラスにおいて、序盤のレースをリードしたのが竹田直人 / 白坂卓也 / 田ヶ原章蔵組の#45 プリズマ☆イリアRS3 LMSだった。
白坂、田ヶ原の順で後続を引き離していったが、武田に代わって間もなく、ピックアップが原因とされる振動が発生。
わずか6周でピットに戻してリヤタイヤを交換せざるを得ず、この予定外のピットインが痛手になる。

代わってトップに躍り出たのが、植松忠雄 / 中野信治 / 大津弘樹 / 小林崇志組の#97 Modulo CIVIC TCRだった。
義務づけられた3回目のピットストップを遅らせた、フィリップ・デベサ / 密山祥吾組の#10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCRの逆転を、いったんは許したものの、ラスト50分で再びトップに立つと、もはやプレッシャーすら感じられない状態に。
難なく逃げ切りを果たして、シビックは2年連続でデビューウィンを達成することとなった。
2位は#10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCRが獲得した。

 

 

muta Racing ADVICS IS350 TWSが1年ぶりの優勝飾る

ST-3クラスは、久々に堀田誠 / 阪口良平組の#38 muta Racing ADVICS IS350 TWSらしさが光る展開となっていた。
阪口が早々に逃げて築いたマージンを、堀田が守り抜くという…。
しかし、最終スティントだけは様子が違っていた。
堀田に、#15 岡部自動車T-MAN Z34の小松一臣が迫ってきたからだ。

 

 

98周目に最後の交代を済ませた時点での間隔は約40秒、これが20周後には1秒にまで詰まっていた。
タイヤ無交換だったのが理由だが、ラスト3周は背後まで迫られながらも堀田は逃げ切りに成功。
#38 muta Racing ADVICS IS350 TWSは昨年の開幕制以来、実に1年ぶりとなる優勝を飾ることとなった。
3位は嵯峨宏紀 / 山下健太 / 宮田莉朋組の、#62 DENSO Le Beausset RC350が獲得した。
ST-2クラスでは、大澤学 / 後藤比東至 / 井口卓人 / 石坂瑞基組の#59 DAMD MOTUL ED WRX STIの圧勝に。
序盤は冨桝朋広 / 菊地靖 / 大橋正澄組の#6 新菱オートDIXCELエボXの先行を許していたが、終わってみれば2周もの大差をつけていた。

 

 

ST-5クラスはTEAM221ロードスターが初優勝飾る

 

 

 

ST-4クラスは、予選トップだった松井孝允 / 中山雄一 / 坪井翔組の#86 TOM’S SPIRIT 86のリードからレースは開始されるが、食らいついて離れなかったのが、たしろじゅん / 伊藤毅組の#55 Sunoasis田中建設86だった。
そればかりか2周目にはたしろが松井を抜くと、再逆転をまったく許さず。
そこで33周目に#86 TOM’S SPIRIT 86は早めのピットストップを行い、坪井へと交代。
さらに2回目のFCYとなった40周目には、その坪井も早々にピットに呼び戻して中山に。
#55 Sunoasis田中建設86も同時にピットに入るが、ロスを最小限に2回目のピットストップを済ませたことが、やがて大量のマージンを生むことに。

 

 

逆に伊藤は48周目のS字でコースアウトして、勝負権を失ってしまう。
#86 TOM’S SPIRIT 86は83周目に再び坪井が乗り込み、そこからゴールまでの1時間25分を一切ストレスなく走りきって優勝。
昨年の第2戦から続く6連勝をきめることとなった。
2位は小河諒 / 高橋翼 / 花里祐弥 / 呉良亮組の#13 ENDLESS 86が獲得し、3位は加藤彰彬 / 堤優威 / 平木湧也組の#54 TC CORSE iRacing ROADSTERとなった。
予選トップだった藤井潤 / 窪田俊浩 / 梅田真祐組の#168 冴えカレレーシングWITH FCAが好発進を見せたST-5クラスだったが、唯一振り切れなかったのが筒井克彦 / 大塚隆一郎 / 山下潤一郎組の#2 TEAM221ロードスター。
9周目に大塚がトップに立ったが、窪田は遅れをとることなく続いて、そのままバトルが続いていくものと思われた。
しかし、13周目に#168 冴えカレレーシングWITH FCAは突然ピットに入ったばかりか、ミッショントラブルの発生によってガレージに入れられてしまう。
強敵の脱落で、#2 TEAM221ロードスターは一気に楽になり、そのまま逃げていくこととなった。
2位は猪股京介 / 佐藤駿介 / Takamori博士 / 大野尊久組の#48 DIJONホンダカーズ野崎エンドレスFITが獲得し、エンジン不調に苦しんだ村上博幸 / 脇谷猛 / 中根邦憲 / 加藤正将組の#88 村上モータースMAZDAロードスターは、それでも表彰台に上がることとなった。

 

 

ST-Xクラス優勝 #99 Y’s distraction GTNET GT-R

《浜野彰彦》
「乗って間がなく、しかもGT3は初めてだったので、とりあえずチームに迷惑かけないように、って思っていたんですが、尾本さんはじめ一樹さんが優しく教えてくれるので、上出来な結果でびっくりしています。
でも、もうちょっと迷惑かからないように頑張りたいと思っています。
バトルも激しかったんですが、4クラスにずっと乗っていたので、後ろを見て走るのは慣れているので(笑)。
トップだから抑えるしかなかったんですが、しつこく抑え続けて申し訳なく思います。
向こうも来ているのは分かったんですが、コツンと。
でも、終わった後に挨拶もしたんで、変な遺恨は残さずに済みました」

《星野一樹》
「毎年、鈴鹿は調子が良くて! 開幕戦から勝ちたいねって言っていたし、クルマは速いのが分かっていたから、落ち着いてレースを進めていました。
クルマは走り出したら一番速いのも分かったし、本当に徐々にトップまで見えてきて、あとは清斗と浜野さんに託して後半勝負だと思っていたので、それがそのまま達成できて嬉しい。
レースが5時間になったり、ピレリタイヤでセットアップも変わったりする中、開幕戦から優勝したってことは僕らが一番詰められたってことだから、チーム一丸で勝ち取ったという感じが嬉しいですね。
毎年、何回か勝って随所で速さは見せられたんですが、総合力が足りなくて、悔しい思いをしてきたんですが、今年こそはって思っているし、みんながね、本当に辛いシーズンオフ、ハードワークをしてきたから、本当にみんなに『おつかれさん!』って言いたいですね。
ここから頑張ります!」

《藤波清斗》
「いや〜、嬉しいですね。
まだ開幕なんですけどね、始まったばかりなんですけど、とりあえず1勝できて。
去年1年間やっぱり、いろいろ足を引っ張っちゃったんですけど、こうやって挽回できて良かったです。
今年は泣かないです、勝っても! 目標のチャンピオン獲れた時以外は泣かないです(笑)。
でも正直、チェッカー受けた時はウルっと来ましたけどね」

ST-TCRクラス優勝 #97 Modulo CIVIC TCR

《植松忠雄》
「クラスは違いますが、鈴鹿では2連勝となりました。
今年はワークス体制で、この上なしの体制でやらせてもらえることになって、自分の仕事をしっかりこなすっていうのを念頭において、最高のチームで、最高のドライバーたちと、最高のマシンでやっていきたいと思っています。
次は少し重くなりますが、獲れるところはしっかり獲っていこうとチームとは話しています」

《中野信治》
「いいスタートが切れて、本当に良かったです。
チームもここに来るまで時間のない中、しっかり体制を作ってくれて、チームメイトの3人もすごくいい走りをしてくれたんで。
最後までミスなく走ることができて、若干展開も味方してくれたんですけど、全体的にクルマのバランスもすごくいいし、思っていた以上のスタートが切れました。
鈴鹿は正直難しいかな、と思っていたんですが、展開も味方してくれたんで。
今日は自分の誕生日でもあるんで、本当にいいスタートを切れたと思います」

《大津弘樹》
「嬉しいし、GT前の初めての耐久ということで、ちゃんと最後まで走れてホッとしていますし、いや〜嬉しいですね。
いい経験ができました、それがいちばん。
チームもいろいろバタバタだったのに、これだけ仕上げてもらって本当に感謝ですね。
僕が走っている時にトップに立って、いつの間にかそうなったのか知らなかったんですが、サインボード見たら『1』になっていて、あれ?って(笑)」

《小林崇志》
「僕が代わった時には、もうトップに立っていたので、あとは淡々とポジションを守るだけだったので、そこだけに集中して走り切れて優勝できて良かったです。
初戦から勝てるのは気持ちいいですね」

ST-1クラス優勝 #47 D’station Porsche Cup

《星野辰也》
「楽しいレースでした。
スーパー耐久は優勝した一昨年の富士以来なんですが、今年はフル参戦なので、これからも織戸さんのレクチャーを受けて、頑張っていきたいと思っています」

《浜健二》
「初めてのスーパー耐久参戦だったんですが、いろんな方にご迷惑かけないように気をつけて走ったつもりです。
織戸選手のレクチャーをいろいろ受けていまして、初戦なのであんまり楽しむ前に終わったという感じなので、次戦から徐々にタイムも安全性も上げていけるように、努力して楽しんでいきたいと思います」

《織戸学》
「2台しかいないのに、31がトラブルでリタイアしてしまったんですが、とりあえずいろいろ経験してもらって成長してもらうのが、僕の使命なので。
ただね、もうちょっとタイヤとクルマのバランスを合わせないと、ちょっと危ない。
これからもうちょっとセットを出さないとダメだね」

ST-2クラス優勝 #59 DAMD MOTUL ED WRX STI

《大澤学》
「序盤は抜かれちゃって、しかもタイヤを10周ぐらいで使い切っちゃって、そこからはアンダーとの戦いで、しんどかったんですけど、なんとか第1スティントで追いついて、チームメイトが逆転してくれたので、安心して見ていられました。
ちょっとタイヤの使い方に課題は残ったんですけど、いいスタートが切れたんじゃないかと思います」

《後藤比東至》
「強力な助っ人、若い力と完璧な仕事ができました。
特にトラブルもなく、スムーズにレースができました。
今年も最高の開幕戦になりました」

《井口卓人》
「学さんと後藤さんがペースを作ってくれて、そこでマージンができたので、僕たちは自分の走りをしただけなので、楽なレースでした。
開幕戦は勝つことだけが目標だったので、ここから連勝し続けていけるよう、また準備していきます」

《石坂瑞基》
「これがスーパー耐久のデビューで、いきなり勝てて良かったです。
自分が最後のスティントを担当して走ったんですけど、それまでに先輩ドライバーたちがたくさんのリードを築いてくれて、すごく楽な状態で自分は乗ることができました。
こういう混戦の中で今まで走ったことがなかったので、どういうふうに走ったらいいのか勉強することに専念できました」。

ST-3クラス優勝 #38 muta Racing IS350 TWS

《堀田誠》
「面白かったでしょう、最後! タイヤ無交換だったんですよ。
阪口選手でスタートして、次に僕が乗った時には左側2本交換していって、阪口選手が4本交換して。
最後はそのまま無交換。
それをやらなかったら勝てなかったし、スーパー耐久はそういう使い方をしていかないと、なかなかマージンがないし、勝てないと思うので、やっぱりなるべく悪い状況のタイヤで、いかに速く走るかを、これからも教えてもらおうと思っています。
それにしても久々! 今回はタイヤを試したかったのがあったので、左側だけだったり、僕が無交換やったり。
それでもどのぐらいのタイムで走れるか分かったので、次のSUGOにつなげようと。SUGOは不得意なところなので、今までいちばん…。
ウエイトも積まれちゃうので、難しいところですけど、なんとか頑張れるように、ポイント獲れるように頑張ります」

《阪口良平》
「86レースでやらかしちゃっているんで、ここで勝たなかったら昨日の僕はなんだったんだろうって(苦笑)。
かといって、これは耐久レースなので僕ひとりの力だけじゃ勝てないので、チームワークですべてのパフォーマンスが必要だから、まぁ最後はヒヤヒヤしましたが、逆に燃えましたね。
ちょっと無線貸してって、聞こえは悪かったみたいですが、僕が訴えているのは分かったようで。
やっぱ、これぞ耐久、5時間走ってこんな状況じゃないですか。
クルマ1台分ぐらいの差だったから、その分、嬉しいですね。
次は悩ましいウエイトのこともありますけど、しっかりセットアップしたいと思います」

ST-4クラス優勝 #86 TOM’S SPIRIT 86

《松井孝允》
「ペースはこっちの方が良かったんですが、ただ一度抜かれてしまうと、なかなか抜けなかったんで。
タイヤをとりあえず温存して、って指示が来たので、もともとタイヤをもう1スティント行かなきゃいけなかったので、そういうところでいたわりながら走っていました。
無交換で出るというのが、結果的にはすごくうまくいって。
チームとふたりのドライバーに助けられて、今日は勝てて幸先いいスタートが切れたかな、と思います。
これで6連勝、クルマはすごく調子がいいので、とにかくチェッカーまでドライバーもチームもミスなくやれば勝てるから、前に出られたけどとにかく落ち着いて。今年は無理をしないというのが僕のテーマなので、特に富士の24時間も見据えて、先を考え、無理をしなかったレースです」

《中山雄一》
「FCYのタイミングで、急きょピットってなって、予定より早くコースインしたんですけど、そこでのマージンも、そこはそんなに他のチームと変わんなかったのかな? だけど、そこでミスしないで、みんなと同じピット作戦を採ることができて、コース出て何周かしたら、ライバルの55号車がグラベルストップしているのが見えたので、そこでだいぶ楽になったと思いました。でも、今後のレースに向けて、このクルマが決勝どんな動きをするのか見るために攻めてみて、最後まで走って。
最終的にみんなの力で優勝できたので、まずはクラスを移って、開幕戦優勝できて良かったです」

《坪井翔》
「走り出しから調子良かったですし、予選もポール獲れたので、そういった意味では変なミスさえしなければ大丈夫かなと思いながら、FCYがどんな動きをするのか、っていうのは恐る恐るな感じでしたけど。
僕に代わった瞬間すぐにFCYが出たので、すぐピットインして、僕の第1スティントは短くて、本当は伸ばすつもりだったので、最終的に作戦はちょっと違った形になったんですけど、それがうまく最後まで機能して、チームみんながしっかり走れたので、とりあえず1勝、開幕戦でポール・トゥ・ウィンできたのは、いい流れなのかな、と思います。
今んところ全勝なので、この記録を伸ばしていきたい気持ちはあります」

ST-5クラス優勝 #2 TEAM221ロードスター

《筒井克彦》
「こんなにうまくいくとは思わなくて、自分たちは2、3、4位ぐらいに入ればいいと思っていたのでマイペース作戦で。
大塚くんが素晴らしかったです。
あとはメカニックも、エンジン屋も新規なのに、よくまとめてくれて。
チームで勝たせてもらったという感じです。
でき過ぎですよ、全然狙っていなかったので。
次のSUGOも頑張ります」

《大塚隆一郎》
「予選一発、セッティングをちょっと外しちゃって、タイムがあんまり出せなかったんですけど、決勝のレースペースはたぶん行けるだろうと思っていたので、自信ありましたよ、タイヤはタレないんで。
今、7割ぐらい出来上がっているので、あと3割ぐらい、ちゃんと詰めて、シリーズをきれいに勝てるようにやっていきたいと思います。
だから、あんまり喜ばずにいようかな(笑)」

《山下潤一郎》
「持ち込みセットを外して、ちょっとドタバタ大騒ぎしていたんですが、今年は新人・大塚くんがいい走りをしてくれました。
あと、FCYの使い方が、最初の1回目はスルーして、2回目は使ったんですけど、おかげでギャップが作れたし、ラッキーなレースでした」

(はた☆なおゆき)

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