内部確認用

ピレリスーパー耐久シリーズ2020スケジュール(暫定)

2019年11月29日 金曜日
暫定 ピレリスーパー耐久シリーズ 2020スケジュール PIRELLI Super Taikyu Series 2020 Schedule (provisional)
公式テスト
TEST
2/29(土)
29 February
富士スピードウェイ ※夜間走行あり
FUJI
第1戦
Rd.1
3/21(土)〜22(日)
21-22 March
鈴鹿サーキット (5h×1レース)
SUZUKA (5H)
第2戦
Rd.2
4/25(土)〜26(日)
25-26 April
スポーツランド SUGO (3h×2レース)
SUGO (3H *2Race)
公式テスト
TEST
5月平日にて調整中
May
富士スピードウェイ ※夜間走行あり
FUJI
第3戦
Rd.3
6/5(金)〜7(日)
5-7 June
富士スピードウェイ (24h×1レース)
FUJI (24H)
第4戦
Rd.4
8/1(土)〜2(日)
1-2 August
オートポリス (5h×1レース)
AUTOPOLIS (5H)
第5戦
Rd.5
9/19(土)〜20(日)
19-20 September
ツインリンクもてぎ (5h×1レース)
MOTEGI (5H)
第6戦
Rd.6
11/14(土)〜15(日)
14-15 November
岡山国際サーキット (3h×2レース)
OKAYAMA (3H *2Race)

《決勝レポート》ピレリスーパー耐久シリーズ2019 第5戦 もてぎスーパー耐久 5Hours Race

2019年9月15日 日曜日


 

ラスト7分間の大逆転で、X Works R8が初優勝を飾る

ST-Xクラスの2連覇に王手をかけながら、#1 GTNET GT3 GT-Rの浜野彰彦/星野一樹/藤波清斗組が欠場という一戦において、#9 MP Racing GT-RのJOE SHINDO/柴田優作/影山正美/井上恵一組、もしくは#777 D’station Vantage GT3の星野敏/藤井誠暢/近藤翼組が優勝すれば、タイトル決定を最終戦に持ち越せるという状況ではあった。まさに首の皮一枚の崖っぷちにおいて、#777 D’station Vantage GT3の藤井はポールポジションからスタートを切って、早々にリードを広げていく。スティント後半のみ、2番手を走る#83 X Works R8のトンを近づけたものの、トップを守り抜いて近藤にバトンタッチした。

引き続き逃げることが予想された#777 D’station Vantage GT3ながら、わずか5周でピットに戻り、ガレージに押し込まれてしまう。エキゾースト系にトラブルを抱えたためだった。修復に長い時間を要するも、なんとか復帰を果たした後は激しく追い上げていたが、終盤になって今度は燃料系トラブルを抱えて万事休す。#777 D’station Vantage GT3は、完走を果たすのみに終わる。

代わってトップに立ったのは#244 Max Racing RC-F GT3で、田中徹からバトンを託された佐藤公哉が徐々に後続を引き離していったが、70周目を過ぎたあたりからガクンとペースが落ちる。ミッションにトラブルが発生し、3速と5速が使えなくなっていたためで、76周目にはロックするまでの事態に陥り、スピンしたマシンは再始動ならず。無念のリタイアを喫することとなった。

次いでトップを走行したのが、#9 MP Racing GT-Rだった。そのまま逃げ切れば、最終戦に望みをつなげられることから、ジェントルマンドライバーのSHINDOが力走を見せ、残り1時間10分となった104周目に柴田にバトンタッチ。すでに最後のドライバー交代を済ませていた、#83 X Works R8のタンが2番手ながら、その時点での差は25秒ほど。#83 X Works R8は中盤に接触があり、それが危険行為と判定されてドライビングスルーペナルティを課せられていたためだ。


しばらくは一定の間隔を保っていた柴田ながら、ラスト30分を切ったあたりからペースが落ちる。燃料が計算上は最後まで保つのだが、大事を取るためチームの判断だった。「優作にとって、ここはホームコースだし、後ろに着かれても抑え切ってくれると思っていた」と井上監督。ラスト12分となる133周目に差は1秒を切るも、実際に柴田はタンを冷静に抑え続けていた。しかし、その次の周のビクトリーコーナーで、柴田はバックマーカーに行く手を阻まれる形で接触。その際に右リヤタイヤを痛めたことが致命傷に……。白煙を吹き上げ、いったんはコース脇に止まった#9 MP Racing GT-Rだったが、なんとかピットに戻ってタイヤを交換.完走を果たすことには成功した。

ゴールまでラスト7分で逆転を果たした、#83 X Works R8がスーパー耐久で初優勝を飾り、そしてサーキットでレースを見守っていた浜野、星野、藤波の2連覇も同時に決定した。

 

ST-1クラスはD’station Porscheが優勝、なんと総合では3位に!

ST-1クラスでは、すでにチャンピオンを決めている#47 D’station Porscheの星野辰也/織戸学/濱賢二組が今季3勝目をマークした。スピードでは遥かに優っていた#998 Z-REX ADVICS R8 TRACYのジェフリー・ゼイ/廣田築/レオ・リー組が、一時はリードしていたものの、終盤に駆動系トラブルが発生。なんとか修復なったものの、完走を果たすに留まったためだ。

ST-Xクラスに今回、トラブルが相次いだこともあり、終わってみれば金星級の総合3位も獲得し、タイトルに華を添えることとなった。

 

ST-Zクラスでケーズフロンティア SYNTIUM KTMが、悲願の初優勝を飾る

やはりチャンピオンがすでに決まっているST-Zクラスながら、ST-1クラスとは対照的な結果となった。#3 ENDLESS AMG GT4の内田雄大/山内英輝/高橋翼組は、積み重なった65kgが影響を及ぼし、予選、決勝を通じて本領を発揮できずじまいだったからだ。逆に軽さを武器に、ポール・トゥ・ウィンを達成し、初優勝を飾ったのは#2ケーズフロンティア SYNTIUM KTMの飯田太陽/加藤寛規/小林崇志組だった。

しかし、まったく危なげない走りを見せていたかのように見えていた#、2ケーズフロンティア SYNTIUM KTMだったが、実は加藤がスタートを担当してから間もなく、エンジンは駄々をこねていたという。再び加藤が乗り込んだ最終スティントではミスファイアも起こしていたというが、それでも後続を寄せつけることはなかった。

 

2連勝を飾ったModulo CIVIC、ST-TCRクラスの連覇に光明も……

予選ではアウディRS3 LMS勢が上位を独占したのに対し、ホンダシビック勢は#97 Modulo CIVICの植松忠雄/中野信治/遠藤光博/大津弘樹組の4番手が最上位だったのは、今回からの性能調整によって最低重量に100kgの差がついたことが大きく影響していた。苦戦を余儀なくされると思われていた#97 Modulo CIVICは、ことレース前半に関してはそのとおりの展開に。まずスタートからレースをリードしたのは予選トップだった、#65 Phenomen Mars Audi RS3 LMSの今村大輔だったが、ブレーキが抜けるトラブルで順位を大きく落としてしまう。

続いてレースを支配したのは、#22 WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMSで、特に千代勝正が後続を寄せつけずにいた。しかし、大津が最終スティントを担当した#97 Modulo CIVICは、交代時に30秒ほどの間隔をつけられていたにも関わらず、じわりじわりと#22 WAIMARAMA KIZUNA Audi RS3 LMSに近づいていき、109周目には逆転に成功! 2連勝を飾って、連覇に一縷の望みをつなぐこととなった。

 

ホームコースでのラストレースをDENSO Le Beausset RC350が制す!

ST-3クラスは予選もトップだった、#68 埼玉トヨペット Green Brave GR SPORT マークXがレース序盤をリード。吉田広樹〜服部尚貴のリレーで逃げ続けていった。そして2時間を超えて間もなくの52周目に脇阪薫一にバトンタッチ。セーフティカーランのタイミングと合わせた格好で、より差が開くと思われたが、コースインしようとした直後にピットロード出口にレッドランプが。SCに率いられた隊列が、ちょうどストレートを通過するタイミングだったためだ。これで1周まるまるロスしてしまい、「これが全てだった」と服部。

その間にトップへと躍り出たのが、#62 DENSO Le Beausset RC350だった。今回は山下健太〜小河諒〜嵯峨宏紀の順で、最後は再び山下がドライブ。その最終スティントでは27秒の差があったのを、最後に吉田が10秒を切るまでに迫ったものの、山下はなんとか逃げ切りに成功。チームのホームコースでのラストレースであったことと、ギリギリでの勝利だったこともあり、ドライバー3人とも複雑な表情を見せていたのが印象的だった。

 

奇跡の大逆転に首の皮一枚可能性を残した、新菱オート☆DIXCELエボXが優勝

今回勝てば、最終戦を待たず7連覇が達成される、#59 DAMD MOTUL ED WRX STIの大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組。決勝ではオープニングラップのうちに、#6 新菱オート☆DIXCELエボXの菊地靖の先行を許すが、大澤が大事にレースを進めていこうとしていたのは、誰の目にも明らかだった。それでもしっかり2番手はキープし、気を熟すのを待っていたはず。それなのに……。

1時間と経たずに、#59 DAMD MOTUL ED WRX STIはピットに戻り、そのままガレージの中に入れられてしまう。ミッショントラブルが発生し、3速を失ったためだ。すぐに修復できるものではなく、その後もだましだましの走りを強いられる。なぜかライバルにトラブルが発生すると、ノートラブルとなる#6 新菱オート☆DIXCELエボX。その後の冨桝朋広、大橋正澄の走りもまったく危なげなく、今季2勝目をマーク。

一方、いったんはクラス最下位まで沈むも、その挽回も目覚ましく#59 DAMD MOTUL ED WRX STIは2位でゴール。その結果、王座決定はならなかったものの、「最終戦でポールを獲得すれば、決勝の前に決まります。絶対に譲りません!」と大澤。硬くリベンジを誓っていた。

 

ST-4クラスはGR Garage 水戸インター GR86が初優勝

ここまで2連勝で一時期の強さを取り戻してきた感のある、#86 TOM’S SPIRIT 86の坪井翔/中山雄一/松井孝允組が予選でトップ。その坪井のリードからレースは開始されるも、今回は逃げるスピードはなく、大きな遅れこそ取らなかったものの、やがて3番手に退くことに。その後は、それぞれピットストップのタイミングが異なることから、#884 林テレンプ SHADE RACING 86、#104 ROOKIE Racing 86、そして#310 GR Garage 水戸インター GR86との間で、めまぐるしく順位を入れ変える。

その中で最後に笑ったのは、#310 GR Garage 水戸インター GR86の久保凛太郎/細川慎弥/鈴木宏和組だった。ラストスティントは久保に託され、2番手にいた松井を近づけることなく、初優勝に成功。チーム母体のホームコースとも言える、もてぎでドライバー3人が最高の笑顔を見せることとなった。3位は#884 林テレンプ SHADE RACING 86の平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI/石川京侍組で、王座決定を最終戦に持ち越すこととなった。

 

THE BRIDE FITが得意のもてぎで2年連続優勝を果たす

#4 THE BRIDE FITの見並秀文/相原誠司郎/森山鉄也/佐藤駿介組が予選でトップ。決勝でも相原のリードからレースが開始されるものの、そのまま逃げ切ることは許されず。一時は#78 LOVE DRIVE RACING ロードスターの大崎悠悟/山西康司組、そして#37 DXLワコーズNOPROデミオSKY-Dの井尻薫/山本浩朗/関豊/加藤芳皓組の先行も許す。

特に#78 LOVE DRIVE RACINGロードスターはスピードで、#37 DXLワコーズNOPROデミオSKY-Dは燃費で#4 THE BRIDE FITに勝って脅威としたが、絶えず見せた安定感が決め手に。昨年のもてぎ大会に続き、#4 THE BRIDE FITが優勝を飾り、ST-5クラスのランキングトップにも躍り出ることとなった。

2019年より、スーパー耐久公式 YouTubeLIVE「S耐TV」のイメージソングが決定!

2019年3月20日 水曜日
エスタイテレビ


アーティスト

NEIGHBORS COMPLAIN/ネイバーズコンプレイン
(SPACE SHOWER MUSIC/Liquid Brain Inc.)

イメージソング

Escape

NEIGHBORS COMPLAIN

2014年に大阪で結成以来、ライブではSOLD OUTが続く「NEIGHBORS COMPLAIN/ネイバーズコンプレイン」は、圧倒的なヴォーカルとGROOVE重視のストリート発“CLAP”系R&Bバンド。そのヴォーカル&サウンド・メイクは、ブルーノ・マーズなども彷彿とさせる。2018年、ジャカルタの世界的フェス「JAVA JAZZ FES.2018」に日本人アーティスト代表としても出演。2018年4月より、FM YOKOHAMAレギュラー番組「NBCP」(毎週火曜 25:30~26:00)をスタート。
「S耐TV」のイメージソングとして決定した「Escape」は、2019年1月にリリースされた「BRIDGE」の3曲目。この曲についてメンバーは、「連なり走るレースカーがコーナーをスリリングにかわしていく、まるでダンスのような緊張感と浮遊感を感じていただけると嬉しいです。曲中の”光の先へJust moving on”というフレーズが、勝利に向かって走り抜くドライバーの皆さんの気持ちを後押し出来ることを願います。」Apple MusicやAmazon等、さまざまなサイトからダウンロード可能。新たな「S耐ファミリー」として、「NEIGHBORS COMPLAIN」も応援してください!

▶NEIGHBORS COMPLAIN 公式サイト

《決勝レポート・Gr.2》ピレリスーパー耐久シリーズ2018 第6戦 スーパー耐久レースin岡山

2018年11月6日 火曜日

 

ST-4クラスはENDLESS 86が2年ぶりの優勝を飾る

今回は久々の3時間による2グループ開催ということもあり、午前に行われたグループ2決勝レースのスタート進行は、8時からの開始に。
まさに眠い目をこすりながらの始まりとなったものの、いざレースがスタートを切ると、いきなり文字どおり目の覚めるようなバトルが繰り広げられた。

ポールポールポジションの#86 TOM’S SPIRIT 86のスタート担当は坪井翔ながら、なんと1周トップを守りきれず。
バックストレートで前に出たのは予選2番手だった#58 ウィンマックステインワコーズ DC5☆KRPの塩谷烈州で、インテグラ自慢のストレートパフォーマンスが炸裂した。
そして、その2台に食らいついて離れなかったのが、#13 ENDLESS 86の小河諒で、早々に三つ巴でのトップ争いを繰り広げるようになったからだ。
それぞれが隙をうかがい、逆転の機会を待つ中、まず動いたのが坪井で、14周目にトップ浮上。
これに続けなかったことから小河の判断で、#13 ENDLESS 86は高橋翼への交代を20周目に早めることとなる。

その後、坪井は塩谷との差は広げたものの、37周目に松井孝允と交代すると、高橋は#86 TOM’S SPIRIT 86の後ろ姿を拝むような位置に。
そればかり、やがて真後ろにつけて、再び激しいバトルを繰り広げることとなる。
58周目の1コーナーで高橋はいったん前に出たが、その周はリボルバーで松井が抜き返す。
それでも少しも遅れをとることなかった高橋は、65周目のヘアピンでトップを奪取!
75周目に#86 TOM’S SPIRIT 86は中山に、残り46分間での逆転の希望を託す。

そして、77周目には#13 ENDLESS 86もピットイン。
なんと乗り込んだのは再び小河!
両車ともに一度もタイヤ交換をせず、その意味では条件はイーブンだったものの、ピットでの停車時間は#86 TOM’S SPIRIT 86よりも短かったのは間違いない。
気がつけば、小河は中山に約8秒の差をつけていた。
これをしっかり守り続けた小河は、さすがにラスト数周こそペースを抑えざるを得なかったものの、それでも中山を寄せつけず。
チームと小河にとっては2016年の最終戦・オートポリス以来となる2年ぶりの勝利を、そしてアシストする若手ドライバーたちには初めての勝利を挙げることとなった。

#86 TOM’S SPIRIT 86に続く3位は、小林康一と塩谷、瀬戸貴巨のドライブする#58 ウィンマックステインワコーズ DC5☆KRPが獲得、それまでも見せていた速さを、ようやく決勝での結果に結びつけることに成功した。

 

ST-5クラスはFF勢の逆襲ならず、ロードスター勢がワンツー達成!

もともとテクニカルコースである岡山では、FRのロードスターが有利だという印象が強かったものの、予選では#11 ネッツ京華 Moty’s BSR WM VITZの大西隆生/三木孝浩/東條正志組がポールポジションを獲得。
タイトルを争い合う#2 TEAM221 ロードスターの筒井克彦/山西康司/山下潤一郎/上村優太組が2番手、そして#88 村上モータース MAZDA ロードスターの村上博幸/山谷直樹/脇谷猛組が3番手につけたとはいえ、全体的にヴィッツやFITが上位を占めたのは、昨年とは異なるタイヤの特性が背景にあるようだ。
ピレリタイヤは縦方向のグリップに優れるため、FFの方が性能を引き出しやすいと・・・。

しかし、そう行った状況をはね退けたのが、#2 TEAM221 ロードスターの山西だった。
トップからレースを開始した#11 ネッツ京華 Moty’s BSR WM VITZ の大西に、少しも遅れることなく食らいついたばかりか、11周目に逆転を果たしていたからだ。
一方、その間に3番手に上がっていたのは#37 DXL ワコーズ NOPRO デミオ SKY-Dの井尻薫で、序盤は3台で激しくトップを争い合う。

なかなか抜けぬ状況から、早めの仕掛けに出たのは#37 DXL ワコーズ NOPRO デミオ SKY-D。
いつもは燃費自慢の車両が、26周目に大谷飛雄に代えて勝負に出たのだが・・・。
そして、#2 TEAM221 ロードスターは36周目に上村に交代。
一方、前後からのプレッシャーから解放されたはずの#11 ネッツ京華 Moty’s BSR WM VITZながら、スティント後半のペースが思わしくなく、その後順位を落としてしまう。

上村がトップに返り咲いたのは56周目。
そして気がつけば序盤はペースが上がらず、中団に沈んでいたはずの、#88 村上モータース MAZDA ロードスターが2番手に浮上。
タイトル争いだけでなく優勝をも再び争うように。
そこで#2 TEAM221 ロードスターの筒井が下した決断は、自らが最終スティントを走るのではなく、山西にすべてを託すこと!
このままのポジションを保てば、0.5ポイント差ではあるがタイトル獲得に成功するからだ。
終盤に2分間ではあったが、出されたFCYも味方につけて、それまでギリギリだった、燃費もクリアした#2 TEAM221 ロードスターは逃げ切りに成功。
そしてタイトル獲得をも果たすこととなった。

2位に留まり、2連覇はならなかったものの、#88 村上モータース MAZDA ロードスターの村上は「やれるだけのことはやりましたから、悔いはありません」と晴れやかな表情を見せていた。
そして3位は#37 DXL ワコーズ NOPRO デミオ SKY-Dの関豊と井尻、大谷が獲得。
FCY解除のグリーンフラッグに井尻が素早く反応、目の前を走っていた、#11 ネッツ京華 Moty’s BSR WM VITZを抜き去るという、幸運にも恵まれていた。

 

ST-4クラス優勝 #13 ENDLESS 86

<小河諒>
勝ててよかったです。
スタートからすぐトップ3台絞られて、どういう展開にしようかと。
本当は僕が引っ張る予定だったんですが、僕の方からチームに、『このままじゃ無理なんで、勝負かけましょう!』ってピット早めに入らせてもらって、祐弥には申し訳なかったですけど、作戦でなんとか。
ドライバーチェンジがめちゃくちゃ早くて、給油も攻めたので、86号車(TOM’S SPIRIT 86)よりピットを2回ともかなり早めに終えられたのが、かなり良かったんだと思います。
最後も僕が行って、本当なら左側2本は換える予定で全部進めていたから、左側のタイヤもけっこう使っていたので、FCYで一回タイヤが冷えたら、動きが変わっちゃって、最後の5周ぐらいはちょっとペースが上げられなくなったんですけど、なんとか逃げ切れて良かったです。

<高橋翼>
僕のスティントで、タイヤももちろん厳しかったんですけど、なんとか攻略できて、抜くことができて、とても良かったです。
何度かトライして抜こうとしたんですが、抜き返されたりして、ファイナルの関係で、そのへんセッティングとかも違っていて。
でも、なんとか最終的になんとか抜けたので。抜けて諒さんにバトンを渡すことができたので、そこは良かったと思います。
表彰台のいちばん上から見る光景は初めての感覚ですし、僕がエンドレスにきて初めての勝利だったので、とてもチームに感謝したいですね。

<花里祐弥>
僕は乗れませんでしたけど、作戦の中でなくなっちゃっただけのことなので。
もちろん、予選の段階で僕がもっと速ければ、乗れたと思いますし、その点は反省点であり、今後の課題が明確にあっていいのかな、と思います。
また、今回のレースに関しては持ち込みから調子が良くて、そのセットもエンジニアと僕とで、ものすごくディスカッションして、ドライバーにとにかく楽させてあげたい、速く走らせてあげたいという気持ちからガレージメンテをして持ってきて、いろんな人のおかげで、この状態になれたと思うんですね。
レースキャリアの中で、初めて優勝というのを味合いましたけど、今回は味合わせて“いただいた”ので、これからのレース活動続く中で、自分の中で優勝をもぎ取れるように、強いドライバーになってエンドレスや、今までお世話になった皆さんに、もっと感謝できるようになれば、と思っています。

<呉良亮>
感動しています。
見守りながら、いろいろ勉強になって、すごく。
早く僕もああいうふうになりたいな、と思いました。

 

ST-5クラス優勝&チャンピオン #2 TEAM221 ロードスター

<筒井克彦>
レース中は作戦を考えるのに必死でした!
0.5ポイント差というのは、どうなんですか?
今まででいちばん最少記録なのかな。
あったとしてもタイですよね。
こんなにハードなシーズンになるとは思わなかった(笑)。
もうちょっと早く決めて、最終戦を楽に走りたかったんですが、富士24時間でぶつけられて、今シーズンは終わったかと思いました。
まさか・・・タイトル獲れるとは思いませんでした。
とにかく、今日はいろんな作戦を考えていて、どれが勝率高いか考えていて、やっぱり最初にいいカード使おうと思って、それで山西〜上村と考えて、結果、山西をもう一度送り出して、そこで僕の仕事は終わりという感じでした。
もう無理しないで、壊れないように走ってくれって。
チャンピオンになれて本当に良かったです!

<山西康司>
チャンピオン争いっていうと、GT500でスタート前に止まっちゃったのが記憶に蘇って(笑)。
でも、優勝で決められてよかった。
20年ぶりのチャンピオン争いで、なんか緊張感ありましたけど、楽しめました。
ガソリンはちょっとやばいかなと思って最後は落としたんですが、FCYのおかげで割と楽にはなりました。
うまくコントロールできました。
筒井さんに感謝。
あと上村が頑張ってくれました。

<山下潤一郎>
みんなのおかげです。
本当にチームに助けられたので、去年から筒井さんと始めて2年目で、やっと獲れたんで嬉しいです。
本当にガソリンはカツカツだったので。
FCYが入った時は勝利を確信しました。
今回は本当に作戦どおりに行って嬉しかったです。

<上村優太>
24時間に続いて、このチームで走るのが2回目なので、本当にチャンピオンを獲るということだけ考えて走っていました。
僕は3時間、真ん中のスティントを担当したんですが、もうプッシュ、プッシュで後ろとのギャップを作ることだけに集中して走っていました。
本当に嬉しいですね、こうやって力になれたので。

 

(はた☆なおゆき)

保護中: 『スーパー耐久2017シリーズ表彰式』レポート【その1】

2018年1月15日 月曜日

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スーパー耐久シリーズ2017 第5戦 富士SUPER TEC 予選レポート

2017年9月2日 土曜日

SKR ENGINEERING ings S2000が、TOM’S SPIRIT 86の連続トップにストップをかける

 土曜日の富士スピードウェイは、早朝まで降り続いた雨によってサポートレースが行われた頃は路面が濡れていたが、そのあと降り注いだ強い日差しによって瞬く間に乾き、スーパー耐久の予選は完全なドライコンディションで競われた。
 グループ2のAドライバーセッションでは、#86 TOM’S SPIRIT 86の松井孝允が1分57秒515をマークしてトップに。Bドライバーのセッションでも蒲生尚弥が1分57秒554をマークして長らくトップにつけていたが、終盤のワンアタックにすべてを賭けていた#93 SKR ENGINEERING ings S2000の佐々木雅弘が1分56秒764をマークして逆転に成功。佐々木のパートナーでAドライバーの太田侑弥は4番手だったものの、松井からコンマ5秒の遅れにとどめていたこともあり、合算タイムでは#93 SKR ENGINEERING ings S2000が上回って、開幕戦以来のトップを獲得。#86 TOM’S SPIRIT 86の4戦連続ポールを阻止することとなった。
「太田さんは淡々と行くって言っているけど、ガンガン担当の僕は思いっきり行く。守っていても仕方ないし、壊れたら壊れたで。シリーズを考えれば、僕たちはもう勝つしかないので」と佐々木。


 ST-5クラスでは#88 村上モータースMAZDAロードスターNDの村上博幸が、2分5秒403をマークしてAドライバーセッションのトップに。これをターゲットに慎重な走りを心がけたという、Bドライバーの脇谷猛は2分5秒110で2番手に留まるが、合算タイムでは4戦連続のトップに。1ポイントを加えて、また王座獲得に一歩前進を果たすこととなった。
「まずは自分たちのペースで淡々と走れば、いい位置でゴールできると思います。完走して、少しでも多くのポイントが稼げれば、可能性は大きく広がるんじゃないでしょうか」と村上。2番手は岡崎善衛と井上恵一がアタックを担当した#48 GO&FUNホンダカーズ野崎エンドレスFITが獲得した。

 

5戦連続ポールは最多タイ、ハンディもなんのその、ARN Ferrari 488 GT3がまたしても!

 グループ1のAドライバーセッションでは、#8 ARN Ferrari 488GT3の永井宏明が1分41秒393でトップ。いったんは#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rの内田優大の逆転を許したものの、すぐに再逆転を果たしていた。これに続こうとしたBドライバーの佐々木孝太ながら、今ひとつまとめきれず1分40秒335に甘んじて2番手に。トップタイム、1分40秒331は#3 ENDLESS ADVAN GT-Rの山内英輝がマークした。しかしながら、合算タイムではまたも#8 ARN Ferrari 488 GT3が獲得。ST-Xクラスにおける5戦連続ポールは2010年と14年以来のタイ記録。最終戦に記録更新の期待がかかることとなった。2番手は藤井誠暢が4番手だった#1 スリーボンド日産自動車大学校GT-Rで、3番手は星野敏と荒聖治がアタックを担当した、#777 D’station Porscheが獲得した。


 今回は開幕戦以来の対決となった、ST-1クラスでは小川勝人と影山正美がアタックを担当した#31 Nissoku Porsche 991 GT3 Cupが獲得、ST-Xクラス勢に続く総合10番手ともなった。なお、影山のマークした1分44秒607は、久々のレコードタイム更新となっていた。「BMWさんは、だいぶ年季が入っているので(笑)。クルマのポテンシャルはどこまであるのか。僕は僕で精いっぱい行っている中で、それがコースレコードになりました」と影山。


 そしてST-2クラスでは大澤学が1分52秒287でトップ、後藤比東至が1分51秒994で2番手につけていた#59 DAMD MOTUL ED WRX STIが、今季4回目のポール獲得となった。今回は助っ人として谷口信輝を起用しており、「僕らの走りは今回、想定どおりでした。谷口さんを呼んで来て、負けるわけにはいかないですし、今回でタイトルを決めます」と大澤はきっぱり。なお、Bドライバーセッションでは菊地靖が1分50秒933をマークしてトップ。冨桝朋広とともに駆る、#6新菱オート☆DIXCEL EVO Xは2番手につけた。

 

ST-3クラスはADVICS TRACY RC350が2戦連続でトップに

 ST-3クラスのAドライバーセッションでは、#39 ADVICS TRACY RC350の手塚祐弥が1分51秒715をマークしてトップに。2番手につけた#15 岡部自動車Rn-sチームテツヤZ34の長島正明が1分53秒081だっただけに、いかに飛び抜けていたかが分かる。続くBドライバーセッションでは#38 muta Racing TWS IS350の阪口良平が1分51秒980でトップながら、手塚のタイムを上回ることができず。パートナーの前嶋秀司は「アタックしたタイミングで黄旗が振られていて、アクセルを戻してしまった」ため、1分52秒011で2番手となっていたが、手塚の作ったマージンは絶対的で、前回に続くトップにつけることとなった。
「かなり気合入れました(笑)。Aドラ予選だと、いつもル・ボーセさんにやられていて2番手だったんですけど、今回は良平さんより速いタイムで、めっちゃ嬉しいです」と手塚。2番手は阪口と堀田誠が駆る#38 muta Racing TWS IS350が獲得した。


 そして、ST-TCRクラスでは、ここまで4戦連続でトップだった田ヶ原章蔵/白坂卓也/竹田直人/新井敏弘組の#45 LUQUI MOLY RS3 LMSが、ストップをかけられていた。田ヶ原はAドライバーセッションで1分52秒776をマークし、トップだったのだが……。フィリップ・デベサが1分52秒922で2番手、そして密山祥吾が1分52分026でトップにつけた#10 Racingline PERFORMANCE GOLF TCRが、参戦2戦目にしてトップにつけた。
「今回は脇阪寿一さんに加わってもらって、いろんなことを教えてもらいました。本当に細かいところまで指摘していただいて、この週末だけでチームが強くなった気がします。決勝ではトラブルが出ないように、欲を出さないで淡々と走ります」と密山。2番手は#45 LUQUI MOLY RS3 LMSが獲得した。そしてタイトルに王手もかけている、黒澤琢弥/石川京侍/加藤寛規/吉田広樹組の#98 Modulo CIVIC TCRは、3番手から決勝に挑むこととなった。

 

ポールポジション(ST-Xクラストップ)

#8 ARN Ferrari 488 GT3

永井宏明
「ポールの連続記録でトップに並べたのは、すごく嬉しいし、名誉なことですね。ただ、決勝はGT-Rが速いので、楽にはいかないと思いますが。なにはともあれ予選は一番になれたので、それは良かったです。明日の決勝レースは予選の順位なんか関係ないほど長いので、淡々と行きます。3人にしっかり力を合わせて走ります」

佐々木孝太
「ポールの連続記録で並びましたし、以前とは異なりウエイトを積んでの記録なので、価値はすごくあると思います。クラスもいちばん激戦だし、その中で獲り続けていることも価値がありますよね。ただ、自分の走りは全然ダメでした。まず、今イチ1コーナーのブレーキングで攻めきれなかったという部分と、セクター3でちょっと失敗しちゃっているので、僕的にはコースレコード出して、永井さんも一番、僕も一番というのが理想の形で、そうやってポール獲ることが、本当のポール獲ることだと思っているので、そういう意味では今サンぐらいですね。自分の中での課題、ふたつクリアできなかったので、そこはちょっと悔しいなぁ。明日はトラブルなしで走りたいです」

 

(はた☆なおゆき)

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