2023年4月12日
スーパー耐久シリーズを運営するスーパー耐久機構 / STO(事務局長 桑山 晴美)は、2024年からブリヂストンが公式タイヤサプライヤーとなることを発表した。契約はオプション2年を含む最大5年。
発足から30年を超えるスーパー耐久は、多種多様な多くの車両が参加、その姿を時代の変化に合わせてきた。いつの時代もアマチュアドライバーを主役に「モータースポーツの楽しさ」を伝えていくことを第一に掲げ、勝ち負けだけではない人生の歓びを感じてもらえる場を提供していくことも目標にシーズンを重ねてきた。2018年には、富士スピードウェイで24時間大会が復活、シリーズの象徴的な大会として多くの感動を発信し、今年5月には6回目を迎える。
スーパー耐久では、かねてより、限りある資源を大切に使い、環境に配慮しながらモータースポーツ社会の発展につなげていき、また日本の自動車産業、モータースポーツマーケットの発展に寄与していくことなどを理念に掲げている。
モータースポーツでは多くのタイヤを消費するが、特に耐久レースではその課題は大きい。STOは、2024年からのタイヤメーカー決定に向け、「エントラント(チーム)の負担低減」「環境対応」にも協力を依頼した。
現在、スーパー耐久では、多くの自動車メーカーがST-Q クラス(STO が参加を認めた各種メーカーによる開発車両)を通じて未来へ挑戦している。2022年から今日まで、多くのメーカーが未来への挑戦に賛同、モータースポーツの未来的な発展だけでなく、モータースポーツの現場からサステナブルな社会への貢献も⽬指している。
なお、スーパー耐久機構 / STO が2024年のタイヤサプライヤーとしてブリヂストンを評価した点は以下の通り。
※ ブリヂストン ニュースリリースページ
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2023041201.html