2023年11月11日
スーパー耐久シリーズを運営するスーパー耐久機構 / STO(事務局⻑ 桑⼭晴美)は、2023 年シーズンの第 6 戦岡⼭⼤会決勝後のSTO 独⾃の検査で、純正排気マニホールド内の触媒ユニット付⾞両(♯ 3 エンドレススポーツ・♯60 ジーモーション)と触媒ユニットなしの⾞両(♯18 浅野レーシングサービス・♯41TRACY スポーツ with デルタ・♯86 トムススピリット・♯884SHADE RACING)が存在していることが発覚したと公表した。
(スーパー耐久シリーズ技術規則による触媒付排気ガス浄化装置は全⾞装着)
2021 年、新型 86/BRZ を ST-4 クラスで⾛⾏させるために試作⾞両が制作開始された際、触媒ユニ ットを取り外すことを各所に確認の上、決定。その試作⾞両の製作段階から今⽇までの中で、本件について STO からの情報伝達が⾏き届かず、今回のことにつながった。最終戦富⼠⼤会では、該当⾞両全⾞に触媒ユニットが装着される。
桑⼭晴美事務局⻑は、「ST-4 クラスの皆様、ファンの皆様には、⼤変ご不快な思いをさせてしまい⼼よりお詫び申し上げます。当⽅がスーパー耐久の仕事に携わってから 11 年の⽉⽇が経ちました。この間、どなたにも公平にレースをより楽しんでいただけるよう⼒を⼊れてまいりましたが、今回のことは、モータースポーツの根源である公平性を担保しておらず、シリーズとしての信頼を失うことにもつながり、⼤変重く受け⽌めております。今後、組織・体制を強化し、再発防⽌に向け努⼒いたします」