スーパー耐久シリーズ

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ニュース: 2026.03.18

第1戦 もてぎ大会のプレビューレポート

いよいよ3月21日(土)〜22日(日)、栃木県のモビリティリゾートもてぎでENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONEの開幕戦『もてぎスーパー耐久』が行われる。1991年のN1耐久開幕から今年で35周年の節目の年だが、今季も年間エントリーで72台という多くのチームが名を連ねている。今回は9クラスでレースが行われることになるが、開幕戦は“お休み"のST-TCR、そしてST-USAクラスでも第2戦鈴鹿から1台が参戦予定だ。

 

今シーズンも新たな顔ぶれが見られるなど、各クラスで熱戦が予想されるスーパー耐久シリーズだが、今回の第1戦もてぎでは21日(土)にレース1(ST-X/ST-Q(#104)/ST-1/ST-3/ST-4/ST-5F/ST-5R)が、22日(日)にレース2(ST-X/ST-Z/ST-Q(#28・#61)/ST-1/ST-2)が行われる予定で、土日とも決勝が楽しめる週末。さらに、昨年からスタートした『S耐チャレンジ』も開催される。そんな第1戦をプレビューしよう。

 

ST-X

レース1/2ともに出走するGT3カーのST-Xクラスは今季開幕戦には5台がエントリーした。2025年はチャンピオンを争った#23 TKRI松永建設AMG GT3をはじめ、#33 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3、そしてドリフト界のスーパースターである齋藤太吾もドライブする#44 TEAM POP RACE AMG GT3 EVOと、メルセデスAMG GT3が3台参戦する。

 

そして今季もレクサスRC F GT3を投入する#31 DENSO LEXUS RC F GT3に加え、#777 D'station Ferrari 296 GT3が開幕戦に登場する。この車両はフェラーリ296 GT3 EVOだが、EVOモデルがレースを戦うのは日本では初、世界的に見ても早い登場となる。

 

各チームとも豪華なドライバーが揃っており、実力は伯仲しているが、このもてぎはコースレイアウト上ミッドシップレイアウトの車両が得意。ST-Xでは唯一のミッドシップとなる#777 D'station Ferrari 296 GT3がデビューウインを飾るのだろうか……?

ST-Z

GT4カーで争われるST-Zクラスは、今季第1戦には12台という多くの台数が集まった。クラス4連覇を目指す#52 埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2、王座を目指す#885 シェイドレーシング GR Supra GT4 EVO2、#25 日産メカニックチャレンジ Z NISMO GT4といった顔ぶれが今季もシーズンの中心となりそうだ。

 

一方で、今季は楽しみなエントラントも多い。大学の自動車部という異例の挑戦ながら、充実の体制を整えてきた青山学院大学自動車部S耐チームの#8 GR Supra GT4 Evo、メルセデスを使用する#77 HIRATA-G YUK AMG GT4や、海外からの挑戦となる#38 ATLAS APEX GR Supra GT4、#338 GR Garage Balakong GR Supra GT4といったチームもどんな走りをみせてくれるか。序盤の熾烈な争い、中盤の戦略など見どころが多いクラスだ。

ST-Q

他のクラスに該当しない、STMOが認めた開発車両が参加できるST-Qクラスは第1戦には3台がエントリーした。3月21日(土)のレース1には#104 GR Yaris DAT Racing Conceptが出走するが、そのAドライバーには、これまでTOYOTA GAZOO ROOKIE Racing(TGRR)から参戦していたMORIZOが名を連ねた。トヨタ自動車のマスタードライバーとして『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』のためでもあり、スーパー耐久未来機構の理事長、総支配人としての開幕戦を盛り上げたいという思いが繋がったドライブとなる。

 

そして3月22日(日)のレース2には#28 GR YARIS M concept、#61 SUBARU HIGH PERFORMACE X VersionⅡの2台が参加する。#28 GR YARIS M conceptは、昨年TGRRから第6戦岡山に出走し、素晴らしいスピードをみせた車両。チームが変更されたが、ユニークなミッドシップの挑戦は今季も続いていく。

 

また2025年のジャパンモビリティショーで初めて公開された車両のレースバージョンとして注目を集めているのが#61 SUBARU HIGH PERFORMACE X VersionⅡ。事前の公式テストからドライバーたちも称賛する速さをみせており、どんな戦いをみせるか楽しみな一台と言える。

ST-1

2025年は#2 シンティアム アップル KTM、#47 D'station Porsche 992という2台が熾烈なチャンピオン争いを展開したST-1クラスは、今シーズンも同じ2台が参戦する。しかもドライバーラインアップも変化がない。

 

昨シーズンから続く2台の争いだが、今シーズンはどんな結末を迎えるだろうか。その開幕となる第1戦から見逃せないところだ。

ST-2

近年盛り上がるST-2クラスは、昨年からさらに台数が増え、9台が第1戦もてぎに参戦することになった。2025年チャンピオンの#72 OHLINS CIVIC NATSをはじめホンダ・シビック・タイプRが5台、トヨタGRヤリスが2台、三菱ランサー・エボリューションXが2台という顔ぶれだ。

 

注目は昨年ST-5Fクラスでチャンピオンを獲得した#67 YAMATO CIVIC。クラスを変更しどんな戦いをみせるか楽しみなところだろう。

ST-3

近年レクサスRC350、そして日産フェアレディZの争いが展開されていたST-3クラスだが、今季は新たな戦いが展開されそうだ。新たな体制となった#39 エアバスター Winmax RC350 EXEDYに加え、クラスと車両を変更した#21 Hitotsuyama BMW M2 Racingが参戦する。

 

参戦台数は2台だが、それでもST-1クラス同様十分見ごたえがあるはず。日独のスポーツクーペ同士の争いは見逃せない。


ST-4

大激戦区でもあるST-4クラスは、今シーズンの開幕戦は昨年を上回る10台がエントリーすることになった。2025年チャンピオンの#884 シェイドレーシング GR86や、新たに参戦する#86 K・M・S・D GR86など7台のトヨタGR86が参戦するが、一方でGR86に負けぬスピードを誇る#66 odula TONE MOTUL ROADSTER RF、さらに2025年から参戦を開始した#37 DXLパワーミネラルEVO☆NOPRO☆NCロードスター、#290 AutoLabo Racing SWIFT Sportという2台が今季も参戦する。

 

この2台は2025年に少しずつ速さを身につけはじめており、#290 AutoLabo Racing SWIFT Sportは東京オートサロンでスズキブースに展示されるなど注目も集まっている。今季のST-4クラスはどんな盛り上がりをみせてくれるだろうか。

ST-5F

ST-5F、ST-5Rとふたつのクラスに分かれ2シーズン目となる今季、2025年チャンピオンのTEAM YAMATOがST-2クラスに移ったもののST-5Fクラスは開幕戦に7台が集まった。うち5台はホンダ・フィットで、#17 DXLアラゴスタNOPRO☆DEMIO、#291 AutoLabo Racing 素ヤリスと3車種が揃う。

 

毎年のようにタイトルを争う#4 THE BRIDE FIT、#17 DXLアラゴスタNOPRO☆DEMIO、人気に加え実力も上がる#11 SAKAE MOTORSPORTS FIT、2台体制となったAndLegal Racingなど、今年も見どころが多いクラスだ。

ST-5R

ST-5Rクラスは2026年の開幕戦に6台が集まった。全車がマツダ・ロードスターだが、6台の実力は伯仲しており、今季は開幕から接戦となりそうだ。ディフェンディングチャンピオンの#88 トレジャーワンwith 村上モータースMAZDAロードスター、接戦でタイトルを争った#610 KOSHIDO RACING ロードスターなど強豪が揃っている。

 

車種が同じであれば、当然戦略やドライバーの力で勝敗が決まってくる。開幕から見ごたえあるバトルが展開されてくるはずだ。

 

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