将来より多くのカーボンニュートラル燃料の選択肢を提供できるよう、次世代バイオディーゼル燃料に加えて、ガソリン代替カーボンニュートラル燃料のロードスターで参戦しました。同時にロードスターの特徴である軽量化によるクルマの愉しさを追及し、将来のクルマ造りにも反映させてまいります。

仲間でありライバルでもあるST-Qの車両とともに競い合いながら、昨年に続き、2023年も燃料の選択肢を広げる取り組みを継続しています。また、レースという厳しい環境で鍛え得られた知見を、市販モデルの開発に生かしてまいります。

気体水素とともに開発を進めてきた液体水素を搭載した車両が、2023年第2戦富士24時間大会より参戦。気体水素と同様に、年間を通じてエンジン性能・航続距離・充填時間をさらに改善してまいります。

燃料の選択肢を広げる取り組みを継続。バイオディーゼル燃料は、国産ミドリムシベースに加え、より現実的なHVO燃料等複数の選択肢をレースで確認し訴求してまいります。CN燃料については、第４戦 オートポリス大会から参戦予定のロードスター（２L）を通じ、将来に向けた開発を開始しております。

 

※CN燃料（カーボンニュートラル燃料/合成燃料）

新しいCN燃料の開発に向けた取り組みを継続しジェントルマンドライバーでも乗りやすくプロが乗ればより速くすることでレースでの強さを引き上げていきます。レース活動やカーボンニュートラル燃料の開発で得られた知見・経験を、量産開発および次世代SUBARU車の開発を担う人財育成にもつなげてまいります。

 

※CN燃料（カーボンニュートラル燃料/合成燃料）

CN燃料を用いても、実用性と性能を両立させるための研究技術検証を進め、次世代レース車両への技術展開の基礎を確立。加えてスポーツ車両を用いることにより、実用的な空力や冷却性能を効率的に達成できる技術を実戦で検証し、アクセサリーやレース車両デザインへつなげてまいります。

 

※CN燃料（カーボンニュートラル燃料/合成燃料）

「カーボンニュートラルの実現」は、モータースポーツにおいて取り組むべき命題のひとつと位置付けております。CN燃料を使用してレースに臨み、同燃料に適合する市販車ベースのレース用エンジン開発を行ってまいります。また、この参戦活動を通じて参加型モータースポーツ向けのレースベース車両やパーツの研究開発も行っていきます。

 

※CN燃料（カーボンニュートラル燃料/合成燃料）